もやもやレビュー

『さよならみどりちゃん』を観て、西島秀俊のダメ男ならギリ許せる(かも)!と思った

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『風立ちぬ』がまだまだ絶好調ですが、荒井由美の「ひこうき雲」、いい曲ですよね。というわけで、同じくユーミンの曲「14番目の月」が主題歌の『さよならみどりちゃん』を観ました。野暮な説明ですが、原作は南Q太の漫画です。

 主人公のゆうこはユタカと初めて寝た夜、彼に本命の彼女がいることを知ります。それでもユタカに嫌われたくないからと、体の関係をずるずる続けます。
 ユタカはゆうこを水商売に斡旋したり、バイトの若い女にも手を出したりする典型的なダメ男。ですが、ホースの水をかぶって見せる無邪気な笑顔や、複雑な家庭環境をぽつぽつと語る姿に絆されてしまうゆうこもまた、絵に描いたような都合のいい女で。うーん、恋心って怖いですな...。

 悲しいことに星野真里のヌードばかりが取り沙汰されてしまう本作。ですが実は、物語終盤でちらっと映る西島秀俊のヌードも必見なんです。いい感じにたるんだ腰回り、なんとなくだらしない背中...。これぞダメ男と呼ぶべき後ろ姿を、文字通り身体で表現してます。なんでも西島氏、監督からの指示でもないのに撮影中にめちゃくちゃ食べていたらしく、勝手にだらしない身体になっちゃったっぽいのです。ちなみに西島氏は、『サヨナライツカ』の撮影時、役作りのために3ヵ月で13kgも体重を増やしたのに、撮影順序が変更になり今度は1ヵ月で15kg減量と、4ヵ月で30kg近くの体重増減を可能にした男。改めてすごいな、この俳優魂。
 
 というか、西島氏のようなダメ男ならちょっと許せてしまうかも、と思ってしまった自分が一番怖いです。これから人恋しくなる季節、みなさんはぜひとも健やかな恋愛を愉しんでくださいませ。

(文/ペンしる子)

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