もやもやレビュー

映画『ローマの休日』を観て、この映画にタモリが出演してなくてよかったと思った。

ローマの休日 日本語字幕版 オードリー・ヘプバーン グレゴリー・ペック FRT-096 [DVD]
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オードリ・ヘップバーン主演のあまりにも有名な映画です。某国の王女、アンはローマに表敬訪問中。でもあまりの過密スケジュールにヒステリーになり、夜中こっそりお城を脱出してしまいます。打たれた鎮痛剤のせいでベンチで眠っていたアンを助けたのは新聞記者のジョー(グレゴリー・ペック)。
一晩自分の家にアンを泊めることになりますが、翌朝、新聞を見て、アンの正体に気づきます。アンを追いかけなんとか捕まえたジョーは、職業を偽ってアンにローマを案内、スクープを狙います。

ここで疑問点。ローマを駆けまわるアンのことを、なんでローマ市民は気づかなかったのだろうということ。新聞に写真がデカデカと載っているというのに。

僕の推測ですが、たぶん、髪型のおかげなんじゃないのかなと。アンはローマの町に出ると、まっさきに美容院に行って髪の毛を短くばっさり切ります。これが変装の代わりになったんですね。髪の毛の変化に敏感な人がいたら絶対すぐ気づいていたはず。タモさんが出ていなくて本当によかった!

(文/神田桂一)

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