もやもやレビュー

『ファイト・クラブ』を観て、ブラピに心も体も乗っ取られたい。

ファイト・クラブ [DVD]
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 エリート会社員で不自由ない暮らしをしながらも、不眠症に悩まされる「僕」(エドワード・ノートン)が、社会に媚びず自分のやりたい放題をして暴れながら暮らす危険な男タイラー・ダーデンと出会い、どんどん過激な生活に巻き込まれていきます。2人で始めた身分も名前も関係なく健全にただ殴りあう「ファイト・クラブ」という組織は、社会に不満を持つ人々を巻き込みながら全米に広がり、やがて巨大な計画を実行に移すテロリスト集団へと変化していきます。

 この映画のブラピ演じるタイラーがカッコよすぎるのです。社会や危険を恐れず、いつも自分のやりたい放題。スリルがあって女にモテる。そして顔はブラピ。なんだお前は!! 2008年に英国最大の映画雑誌『エンパイア』が読者1万人を対象に行った調査「最高の映画キャラクター100人(The 100 Greatest Movie Characters)」では、見事このタイラー・ダーデンが1位に輝きました。

 真面目で臆病な主人公とはまったく正反対のこのタイラー、実は主人公である「僕」の別人格なんです。自らの理想の男像が、いつしか不眠症の自分を操るようになっていたのです。そして最後には起きてても、目の前に姿を現して暴れまわるのです。なんてこった! つまり二重人格のもう一人がブラピ! なりたすぎる! そんな別人格が現れたら喜んで今の自分をそいつに渡します!! 筆者の代わりにブラピが恋をして、仕事して、お金稼いで生活していってほしいです。もはや何の話かわからん!

(文/前髪ナガレ)

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