ネタ劇場
ときめく英語

文句、言い訳、角が立ったり歯が浮いたり。日本語で言いにくいことも、英語で言えばときめける! 不条理な毎日をサバイブするために。英語のセリフを、映画から学ぶコーナーです。

少々過激なオトコの本音を『男と女の不都合な真実』から。

男と女の不都合な真実 コレクターズ・エディション [DVD]
『男と女の不都合な真実 コレクターズ・エディション [DVD]』
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HMV&BOOKS

 男と女は恋愛に求めるものが違う! 世の女性にリアルなメッセージを突きつけたラブコメ『男と女の不都合な真実』。ラブコメ作品常連女優のキャサリン・ハイグルと『幸せの1ページ』のジェラルド・バトラーが演じる恋愛に不器用な男女が繰り広げる男と女の本音バトルは、本作の最大の見どころ。今回は、女性が聞くと少し胸にチクっとささってしまうオトコの本音をピックアップ。

①女性に大人気の恋愛参考書なんてバッサリ。
"All this "Men are from Venus" crap is a waste of time and money."

(「オトコは金星からきた」なんて考えは時間と金の無駄だ)

解説:"Man are from Venus" は『ベスト・パートナーになるためにー男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた(原題:Man are from Mars, women are from Venus...ore are they?)』というベストセラー文庫を揶揄して使った表現。

② "悲劇のヒロイン"攻撃、実は通用しない。
"Never talk about your problems because men don't really listen or care."
(自分の抱えている問題を語るな。男は聞きもしないし、気にもしない)

③男は褒め称えるのが一番。
"Never criticize. Man are incapable of growth change of progress."
(絶対に相手のことを批判するな。男は成長したり、変化したり、発展することができない)

④気になるお相手は、自分の中身を好きなのだろうか。自分の心に聞いてみよう。
"He only likes women of quality, huh?"
(彼は良質な女性だけが好きなんだろ?)

⑤中身に一目惚れしない。みんな外見に一目惚れする。
"Man are very visual. We have to change your look."
(男は視覚的生き物。見た目を変える必要があるな)

⑥強がりなオトコは、恋愛に臆病で、冷めきっている。
"I mean, try to find lust instead. It's a lot easier and a lot less messy. Blue balls, they only last few hours, but a broken heart, that can last years."
(快楽を代わりに探せってことさ。真剣な恋愛より簡単だし複雑でもない。イケないときのもやもやは数時間で終わるけど、失恋は忘れるのに数年かかる)

解説:"Blue balls" はスラングで、性行為の途中、興奮状態にもかかわらず急に行為を止められてモヤモヤしたときのことを指します。

⑦女性の "純愛"は "純粋"じゃない?
"They say they want true love but all they want is a checklist."
(女は真実の愛が欲しいっていうけど、実際は確認リストがほしいだけなんだ)

⑧恋愛関係でトラブルがあったとき、男性から女性はこう見えている。
"Women would have us believe that they are the victims."
(女はいつも自分たちが犠牲者だって信じてる)


いろいろグサっとささる男の本音。女子は肝に銘じて読んでみましょう!

(文/トキエス)

BOOK STANDプレミアム