ネタ劇場
ときめく英語

文句、言い訳、角が立ったり歯が浮いたり。日本語で言いにくいことも、英語で言えばときめける! 不条理な毎日をサバイブするために。英語のセリフを、映画から学ぶコーナーです。

目をそらしたくなるシチュエーションに使える英会話。『僕が結婚を決めたワケ』

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 歯に青のりがついてる、鼻毛が出てるなど、普段目をそらしたくなるシチュエーションに出くわすことは少なくありません。しかし、そのシチュエーションから逃げてしまうと、時に信頼を失い、最悪の場合は友情まで失ってしまうかも!? 今回は、親友の奥さんの浮気現場を目撃し、それをどのように伝えるか頭を抱える40歳独身男を描いた『僕が結婚を決めたワケ』から使えそうなセリフを抜粋。

①とにかく二人っきりになろう。
"I wanna talk to you about something that's kind of personal."
(ちょっと個人的なことを話したいんだけど)

②相手を誘い出す時は友達でも丁寧な表現で。
"Do you mind just stepping up with me in the office real quick?"
(ちょっとオフィスまで来てくれないかな?)
解説: "Do you mind ~ ?"は何かを頼みたい時にめちゃくちゃ使える丁寧フレーズ。「〜してもらってもいいですか?」「〜するのは気になりますか?」という表現。"mind"は「気にする」という意味。

③辛い沈黙を避けるために遠回しの言い方を覚えよう。
"Well, What I wanted to talk to you about, um..."
(え〜っと、俺が言いたかったことはね、うん......)

④見た目や様子が明らかにおかしな人には、遠回しではなく率直に告白してみよう。
"Look, obviously, something's going on with you, okay?"
(いいかい、あきらかにきみに何かがあったんだよ、わかるか?)
解説: "obviously"は「あきらかに」「明白に」

⑤本題に入る前に一言添えて。
"I want you to know that if you need me for anything, I'm there for you. All right?"
(もし君が僕を必要としているなら、僕はいつも味方だってことをわかってほしいんだ)
解説: "I'm there for you."は「あなたの助けになるよ」「あなたの味方になるよ」という表現。

⑥相手が過剰反応してしまったら、冷静に対応しよう。
"Okay, listen to me. You're way overreacting."
(わかった、聞いてくれ。おまえはちょっと過剰時反応しすぎだ)
解説: "overreacting"は「過剰反応」。リアクションが大げさなことを指します。

⑦やっと告白できたのに、相手の言ってることがおかしな方向に進んできたら、反論しよう。
"I don't believe a word you're saying right now. You're just covering your ass."
(きみが今言ってることは信じられないよ。ただの言い逃れだ)
解説: "cover someone's ass"はスラングで「隠蔽工作」や「言い訳」「言い逃れ」を意味します。

⑧逆に相手も何か言いたそうにしてたら、思い切って突っ込もう。
"I need to know what's going on!"
(状況を把握する必要があるの!)
解説: "what's going on"は「なにが起こっているの」という意味。なので "to know what's going on"は「状況を把握する」というフレーズになります。

これだけの表現を覚えておけば、気まずい雰囲気も打破できるはず! Good Luck!!

(文/トキエス)

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