北陸新幹線が開業! 金沢旅行をするなら見どころは......?
- 『ノジュール3月号』(JTBパブリッシング) 775円+税(購読料金1年7980円+税)
3月14日、いよいよ北陸新幹線が金沢まで開業します。これまで東京〜金沢間の鉄道での所要時間は最短3時間47分でしたが、北陸新幹線の速達列車(主要駅のみ停車する列車)「かがやき」は同区間最短2時間28分と、大幅な時間短縮となります。
50代からの旅と暮らし発見マガジン『ノジュール』3月号は、「北陸新幹線で行く 金沢百万石さんぽ」と題して、金沢を特集。金沢市内では観光客向けの周遊バス「城下まち金沢周遊バス」「兼六園シャトル」が運行されており、本誌は金沢駅を起点として成巽閣、兼六園、そして金沢城公園などをめぐる「周遊バスで回る 金沢1日周遊プラン」を提案しています。
また、金沢といえば加賀友禅や九谷焼など、工芸品づくりが盛んな街でもあります。これは、前田利家以来の歴代加賀藩主は茶の湯など文化への関心が高かったため、関連する工芸品づくりにも力を入れていたから。そのため金沢城内には「御細工所」という工房がつくられ、漆工や鍛冶などさまざまな職人が京都、江戸から集められたそうです。
そんな職人魂は現在の金沢にも生きており、本誌では観光客でも気軽に立ち寄れるお店・施設を紹介。たとえば「加賀友禅工房 長町友禅館」(金沢市長町)では、本物の友禅を羽織っての記念撮影や手描き彩色体験(要予約)ができるそう。一方、加賀藩は武士たちの心身の鍛錬として鮎釣りを奨励していたとのことで、そこで用いられた毛針(今でいうルアー)は現代でも多くの釣人たちが愛用しています。江戸時代から続く加賀毛針の老舗「目細八郎兵衛商店」(同市安江町)は、毛針製作の技術を活かしたアクセサリーもつくられており、こちらでもブローチの製作体験ができるそうです。
なお、『ノジュール』3月号の大特集は「桜吹雪の名城へ」と題し、桜の咲き誇る日本各地のお城を掲載。弘前城(青森県)、高遠城(長野県)の絶景のほか、江戸城(東京都)や大阪城(大阪府)の桜の見所も紹介されています。お近くの桜が綺麗な名城を本誌で探し、ちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。