1日1万円で叶える旅
- 『ノジュール2月号』(JTBパブリッシング) 775円+税(購読料金1年7980円+税)
運賃の安さから注目を集め、利用者を急速に増やしつつある格安航空会社(LCC)。今年4月8日には、成田空港にLCC専用の第3旅客ターミナルが完成予定となっており、よりローコストな空の旅が加速しそうです。LCCは、日本国内には4社が就航しており、北は北海道(新千歳空港)から、南は沖縄(那覇空港)まで、日本国内の主要路線はほぼ網羅しています。たとえば成田発那覇着はジェットスターなら7490円、バニラエアなら8200円と、なんと片道1万円以下で空の旅を楽しめるのです。
LCCに限らず、賢く節約して旅費を抑えたい私たちの声に応えてくれるのが、50代からの旅と暮らし発見マガジン『ノジュール』。2006年に創刊し、今月で100号を迎える同誌の2月号では、「1日1万円の旅」を大特集。誌面では、トラベルライターの星裕水さんが「1点豪華主義」や「乗り物目的型」など、目的を決めて楽しむ"1万円旅"の予算配分を紹介しています。
星さんによれば、上手に楽しむコツは欲張らないこと。旅行となると、あれも行って、これも食べて......とついつい詰め込みたくなりますが、1万円で収まる旅は日帰りなので、行動範囲は限られます。計画を立てる際は「どこにいって、何をしたいのか」を明確にさせて、ある程度絞り込み、時間に余裕を持たせるのがポイントです。
また、同誌の第2特集の「いま大切にしたい ニッポンの手作り再発見」にもご注目。同特集では、日本古来の天然藍染め技法を守っている「藍染工房 壺草苑」(東京青梅市)や、ガラス製作体験も受け付けている「菅原工芸硝子」(千葉県九十九里町)など、一般客も見学可能な工房を取り上げています。プラン決めの際には、こういった職人の手仕事を間近で見られるスポットも、盛り込んでみてはいかかがでしょうか。
【関連リンク】
50代からの旅と暮らし発見マガジン『ノジュール』
http://www.nodule.jp/