数秒間目を閉じるだけで、眠気は解消できる?

脳が突然冴えだす「瞬間」仮眠 (SB新書)
『脳が突然冴えだす「瞬間」仮眠 (SB新書)』
坪田 聡
SBクリエイティブ
821円(税込)
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 みなさんは毎日、満足のいく睡眠はできているでしょうか。日中に眠気や疲労感に襲われてはいないでしょうか。

 本書『脳が突然冴えだす「瞬間」仮眠』にて紹介されている、2010年に味の素が行った「世界5都市睡眠意識調査」によると、睡眠満足度は1位の上海(68.4%)、2位のストックホルム(60.5%)、3位のパリ(55%)、4位のニューヨーク(54.5%)に東京は大きく引き離され、28.9%と最下位。いかに東京で生活する人々が、睡眠に満足できていないかがわかります。

 睡眠に満足していないと、集中力の低下から仕事でミスをしてしまったり、効率があがらなかったりと、良い事はありません。しかしこれ以上、夜の睡眠時間は増やせない。そんな時、医学博士である坪田聡さんは、仮眠を積極的に取ることをすすめます。

 坪田さんによると、眠気には1日のなかでリズムがあり、大きな眠気のピークは1日2回、午前と午後それぞれの2時〜4時頃に訪れるそうです。しかし多くの人にとって午前2時~4時は眠れても、午後の2時〜4時に睡眠をとることはできません。

 そこで坪田さんがすすめるのは、ランチタイムでの20分の仮眠。午後2時〜4時に訪れる眠気のピークの前に仮眠することで、眠気を先取りして解消するのだそうです。たとえ眠気を感じていない人でも、睡眠時間が6時間より少ない人は、こうした仮眠を取るべきだといいます。

 また、仮眠は長さや時間帯、場所によって効果が異なるのだそうです。20分の仮眠だけでなく、数秒間、目を閉じるだけでも効果はあるとのこと。数秒間目をつぶり、視覚情報を遮るだけでも脳は休まるといいます。数秒であれば、仕事中であっても気軽に取り入れやすいのではないでしょうか。

 睡眠は大切だとわかっていながらも、仕事や育児、勉強等、それぞれの要因によって、まとまった時間、満足のいくようにはなかなか眠れないもの。そんな時でも、本書で紹介される様々な仮眠を自分なりに生活のなかにうまく取り入れることができれば、睡眠への満足度はあげることができるかもしれません。

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