社長が選ぶ"名社長" コヴィー博士から学ぶ、彼ら共通のプロセスとは?

リーダーシップ・エッセンシャル
『リーダーシップ・エッセンシャル』
スティーブン・R・コヴィー
キングベアー出版
3,024円(税込)
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 国政、都政となかなか安定感のあるトップが現れない日本において、「リーダー」といえば政界ではなく、ビジネス界で活躍する人物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。昨年末、産業能率大学が行ったアンケート「社長が選ぶ 今年の社長2013」によると、508人の経営者が選んだ最優秀経営者、第1位はソフトバンクの孫正義氏。次いでトヨタ自動車の豊田章男氏、楽天の三木谷浩史氏と、国内でも屈指の敏腕社長が名を連ねました。

 では、彼らのように多くの経営者たちを魅了する"名社長"になるためは、一体どのような条件が必要なのでしょうか。数々の名著と言われるビジネス書を執筆してきたスティーブン・R・コヴィー博士は、著書『リーダーシップ・エッセンシャル』の中でこうつづっています。

「企業や組織に古くから根づいた文化を転換させるという偉業、つまり長期的な成長と繁栄、そして世界に対して貢献し続ける偉大な組織をつくり上げるような変革は、ほとんどの場合ある一人の選択から始まった」。そして、彼らには「まず自分のアイデンティティをしっかりと見極め、自分の長所や才能を発見し、それらを活用することで周囲や市場のニーズに応え、結果を出した」という共通項があると言うのです。

"名社長"と呼ばれる経営者になるためには、人格、知識、度量など様々な条件が必要と考えられますが、前述のコヴィー博士が言うように「自らの人格に目を向け、信頼性を築くプロセス」も、そのうちの一つなのかもしれません。

 コヴィー博士はこれまで、ビジネス界をけん引する経営者に必要なメソッドや考え方を数多く提唱してきました。中でも著書『完訳 7つの習慣』は「いい社長」になるための教科書とも言われ、全世界で3,000万部、国内で180万部以上を売り上げた名著です。3月28日~4月18日の期間中、この『完訳 7つの習慣』を抽選で限定2000名の日本の社長にプレゼントするというキャンペーンも実施されるとのこと。今会社を経営している人も、これから自分の会社を立ち上げたいという人も、一度コヴィー博士による社長のバイブルを紐解いてみてはいかがでしょうか。
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