雑誌『ケトル』が「従業員30人以下のスゴイ会社」テーマにトークショー
- 左から中村氏、常見氏、嶋氏の3人。
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ブックカフェ「6次元」(所在地:杉並区上荻)で1月18日、太田出版のカルチャー誌『ケトル』が、「従業員30人以下のスゴイ会社」トークイベントを行った。
同誌12月号の特集「従業員30人以下のスゴイ会社」に掲載された企業から数社をピックアップし、それぞれの会社について紹介。さらに、ゲストや司会者たちが考える「会社論」について、討論していこうというもの。ゲストには、就職ジャーナリストの常見陽平氏、6次元オーナーで映像ディレクターの中村邦夫氏。司会には『ケトル』編集長の嶋浩一郎氏が登場した。
今回のイベントで紹介された企業は、「手書きのポップを作る出版社」として知られるミシマ社、「世界一の地ビール・箕面ビール」をつくるエイ・ジェイ・アイ ビア、ニュースサイト「ナタリー」を運営するナターシャ。そして、老舗文具メーカーのツバメノート、映画予告編制作会社のバカ・ザ・バッカの5社。各企業を取材したライター陣が、それぞれゲストや司会と対話しながら、担当企業について紹介。企業の特徴や業態、大切にしている理念や社是、従業員の人柄や他社にはないユニークなシステムなどについて、細かく分析した。
「会社特集」ということで、参加者には就職活動中の学生が多く、参加していた学生たちからは「大手だけではなく、小さい会社にも目を向ける良い機会になった」「働く=ツライことと考えていたが、そうした発想が変わった」という声も聞かれた。
なお、『ケトル』は、イベントカフェTORi(所在地:目黒区中目黒)で、「小さいけどスゴイ会社説明会」を1月25日に開催する。出演者は、第一部にnumabooks代表の内沼晋太郎氏、ミシマ社代表の三島邦弘氏。第二部にナターシャ代表の大山卓也氏、そして嶋氏が登場する。