リモート活用術 コロナ禍で子育てするママのためのオンラインイベント
- イラスト:井上沙紀
リモートアプリは発想次第で、いろいろな使い方ができるツールです。新しいコミュニケーション手段のひとつとして、生活のあらゆる場面で活用できる可能性を秘めています。子育て情報サイト「埼玉ママ情報」を運営する市倉育江(いちくら・いくえ)さんは、2020年に学校が一斉休校になった際、ママたちを支えるオンラインイベントを企画しました。
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埼玉県で子育てをしている母親を対象に、子育て情報を配信するサイトやイベントなどを手がける法人を運営する市倉さん。新型コロナウイルス感染拡大防止による外出自粛や休校で、自宅にこもりがちになる状況を見て、子育て中の母親が気軽に参加できるオンラインイベントを立ち上げました。
「20年5月、ママたちのコミュニティのなかで、閉鎖的な空間に長くいると、憂鬱な気持ちになり悪影響が出てしまうということが話題になっていました。そうしたなかで学校が休校になったときに、早急になにかしなければと思い、オンラインでのイベント開催に取り組むことにしました」
市倉さんが主催するイベントは、母親とその子どもが参加できるテーマのものがほとんど。顔のマッサージや、肩こり解消、産後骨盤矯正といった健康・美容に関するものや、絵本の読み聞かせや工作、リトミックなどの子どもを中心としたイベントも多数開催されています。テーマに合わせてママたちのコミュニティのなかから適任な講師を招き、市倉さんたちはホスト役としてイベントの進行・運営を手がけています。
「はじめは、会場に集まって行うリアルのイベントのほうがやっぱりよいのでは?という気持ちもあったので、実際にうまくいくかどうかは半信半疑でした。けど、ふたを開けてみると、『想像以上に快適』『十分満足』という声が多かったですね。リアルのイベントは、子どもを抱っこしたり、ベビーカーを押しながら電車を乗り継いだりと移動が大変ですが、オンラインではこうした手間はかかりません。また、イベントの直前まで家事ができたりもします。時間の制約があり多忙な子育て中のママが、時間を有効活用できるメリットがあることに気づきました」
※続きはテキストでお楽しみください。
■『NHK趣味どきっ!梨本家(りもとけ)の快適!リモート生活術』より
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埼玉県で子育てをしている母親を対象に、子育て情報を配信するサイトやイベントなどを手がける法人を運営する市倉さん。新型コロナウイルス感染拡大防止による外出自粛や休校で、自宅にこもりがちになる状況を見て、子育て中の母親が気軽に参加できるオンラインイベントを立ち上げました。
「20年5月、ママたちのコミュニティのなかで、閉鎖的な空間に長くいると、憂鬱な気持ちになり悪影響が出てしまうということが話題になっていました。そうしたなかで学校が休校になったときに、早急になにかしなければと思い、オンラインでのイベント開催に取り組むことにしました」
市倉さんが主催するイベントは、母親とその子どもが参加できるテーマのものがほとんど。顔のマッサージや、肩こり解消、産後骨盤矯正といった健康・美容に関するものや、絵本の読み聞かせや工作、リトミックなどの子どもを中心としたイベントも多数開催されています。テーマに合わせてママたちのコミュニティのなかから適任な講師を招き、市倉さんたちはホスト役としてイベントの進行・運営を手がけています。
「はじめは、会場に集まって行うリアルのイベントのほうがやっぱりよいのでは?という気持ちもあったので、実際にうまくいくかどうかは半信半疑でした。けど、ふたを開けてみると、『想像以上に快適』『十分満足』という声が多かったですね。リアルのイベントは、子どもを抱っこしたり、ベビーカーを押しながら電車を乗り継いだりと移動が大変ですが、オンラインではこうした手間はかかりません。また、イベントの直前まで家事ができたりもします。時間の制約があり多忙な子育て中のママが、時間を有効活用できるメリットがあることに気づきました」
※続きはテキストでお楽しみください。
■『NHK趣味どきっ!梨本家(りもとけ)の快適!リモート生活術』より
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- 中山 隆
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