ラッカセイをプランターで育てよう
- 撮影:渡辺七奈
土の中で豆が育つユニークな野菜。子房柄(しぼうへい)と呼ばれる長い茎が土に潜ってさやと豆ができます。プランターで育てるポイントと管理のコツを、園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんが教えてくれました。
* * *
■ポットで育苗
発芽をそろえるため、ポリポットにタネをまきます。直まきに比べ、植えつけ後の周囲の土が軟らかいので、子房柄が潜りやすくなります。
■広口のプランターで育てる
土の表面積が広いほど、より多くの子房柄が潜ってさやをつけるので、口が広いプランターを選びます。
■とりどきを見極める
タネまきから約5か月後、さやの網目がしっかり見えてきたらとりごろ。豆は土の中にできるので、試しに子房柄を1本引き抜いて、さやの熟し具合を確認してから収穫します。
■栽培管理のコツ
置き場:日当たりと風通しのよい場所に置く。大雨や台風などが予想される場合は、雨が当たらない軒下などに移動させる。
水やり:植えつけ後は、根の活着を促すためにたっぷりとやる。その後は根の成長を促すため、プランターを手で傾けて軽く感じるまで水やりを控える。生育初期は根に空気が必要なため、土を乾かすことが重要。開花後は、毎日水をやって豆を太らせる。
追肥:増し土が追肥の代わりとなるので基本的に不要。葉色が悪いときのみ、水で規定倍率に薄めた液体肥料を施す。
病害虫:病害虫の被害は少なめ。アブラムシやカメムシを見つけたら、粘着テープなどにくっつけて取り除く。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年4・5月号より
* * *
■ポットで育苗
発芽をそろえるため、ポリポットにタネをまきます。直まきに比べ、植えつけ後の周囲の土が軟らかいので、子房柄が潜りやすくなります。
■広口のプランターで育てる
土の表面積が広いほど、より多くの子房柄が潜ってさやをつけるので、口が広いプランターを選びます。
■とりどきを見極める
タネまきから約5か月後、さやの網目がしっかり見えてきたらとりごろ。豆は土の中にできるので、試しに子房柄を1本引き抜いて、さやの熟し具合を確認してから収穫します。
■栽培管理のコツ
置き場:日当たりと風通しのよい場所に置く。大雨や台風などが予想される場合は、雨が当たらない軒下などに移動させる。
水やり:植えつけ後は、根の活着を促すためにたっぷりとやる。その後は根の成長を促すため、プランターを手で傾けて軽く感じるまで水やりを控える。生育初期は根に空気が必要なため、土を乾かすことが重要。開花後は、毎日水をやって豆を太らせる。
追肥:増し土が追肥の代わりとなるので基本的に不要。葉色が悪いときのみ、水で規定倍率に薄めた液体肥料を施す。
病害虫:病害虫の被害は少なめ。アブラムシやカメムシを見つけたら、粘着テープなどにくっつけて取り除く。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年4・5月号より
- 『NHK趣味の園芸やさいの時間 2021年 04 月号 [雑誌]』
- NHK出版
- >> Amazon.co.jp
- >> HMV&BOOKS