育ちすぎた夏野菜も最後まで食べきる! おいしいレスキューレシピ

お化けキュウリの冷やしおでん 撮影:神林 環
夏の日ざしをたっぷりと浴びて、グングン育つトマト、キュウリ、ナス。1日収穫し損ねたり、葉陰に実ったものを見落としたりすると、お化け級のビッグサイズになってしまいます。手間ひまかけて育てたからこそ、最後までしっかりおいしく食べきりたい。そんなご要望にこたえる、お助けレシピを野菜料理家の庄司いずみさんが教えてくれました。

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■トマトの炊き込みピラフ

育ちすぎたトマトを丸ごとザク切りにして炊き込んだ、シンプルながら味わい深いピラフ。このまま食べてもおいしいですが、肉や魚介の料理の付け合わせにも。


■お化けキュウリの冷やしおでん

あっという間に巨大化してしまったキュウリは、煮る・炒めるなど加熱調理して食べるとタネや青くささが気にならずにおいしく食べられます。冷やしおでんは、暑い盛りのおもてなしに喜ばれる、涼やかな一品。キュウリ特有の青くささはなく、とてもまろやかです。濃いめに味つけすると、淡泊なキュウリでも味がぼやけません。皮が堅くて気になる場合はピーラーでむけば大丈夫。


■ナスのミートボール風

育ちすぎたナスは皮が堅くなり、味がボケてしまうので「ボケナス」と呼ばれます。レスキューするには、皮をむくこと。工夫しだいで食べごたえのあるおかずに変身!
味がボケたナスも、今回のように細かく切って味をしみ込ませ、ほかの食材に混ぜ込んだりすることでおいしく食べることができます。このミートボール風は冷めてもおいしいので、お弁当にもおすすめです。

■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2019年8・9月号より

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