夏休み中どうする? プランターの水切れ対策をしよう

イラスト:阿部真由美
夏休みで留守にする場合は、水切れ対策をして、戻ったらすぐに株全体にたっぷり水をかけましょう。トマトなどの夏野菜は早めに収穫を終えて、思いきって株を処分しても。戻ってから苗を植えれば、二期作もできます。園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんに、水切れ対策を教えてもらいました。

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■Point1 プランターを日陰に集めて保湿する

日当たりを好む野菜も日陰に移して、できるだけ水分の蒸発を防ぎます。プランターを1か所に集めることで互いに陰を作り、保湿効果も高まります。果菜類の実がついていたら収穫して、株の負担を減らしましょう。



■Point2 日陰がない場合は遮光する

遮光ネットや寒冷紗などを張って、一時的に日陰を作りましょう。2回り程度大きなプランターの中に入れて二重鉢にすると、さらに効果的です。風通しが悪くならないようにすることも大切です。すのこなどの上に置いてプランターの下の風通しをよくしましょう。



■Point3 水やりグッズを利用する

2〜3日の留守なら、1、2の対策をしたうえで、水やりグッズなどで給水しましょう。ペットボトルに水を入れるタイプは、ボトルにカバーなどをして、水温が上がらないようにします。長期の留守の場合は、自動水やり機などを利用しましょう。


■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年8・9月号 より

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