【レシピ掲載】夢のようにおいしい! チョコレートとラ・フランスのデザート

撮影:加藤新作
日本で流通している洋梨の代表的な品種といえば、ラ・フランス。香り高く、和梨よりも濃厚な味わいが特徴です。料理研究家の内田真美(うちだ・まみ)さんが、ラ・フランスを使ったとっておきのデザートを紹介します。

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香りも味もよくて、和梨とは別の味わいが楽しめる洋梨。不思議なオブジェのような美しさも、魅力的です。そんな洋梨を使ってよくつくるのが、「焼きりんご」ならぬ「焼き洋梨」。口の中でトロリと柔らかいチョコクリームと、焼いた洋梨とブランデーの香りが一緒になって、なんとも幸せな気持ちになるデザートです。
人数が多いおもてなしのときは、緩めに仕上げたチョコクリームをたっぷり準備して、各自好きなだけかけて食べるスタイルでお出しすることも。
「夢のようにおいしい!」なんて声が上がったりして、大人っぽい冬の味を、みんなで楽しみます。
材料(4人分)
洋梨(ラ・フランス) 2コ
製菓用チョコレート(ミルクでもビターでもよい) 60g
生クリーム カップ1
ブランデー 適量
ココアパウダー 適量
1 洋梨は皮ごと縦半分に切る。底になる部分を薄くそいで安定をよくし、種をスプーンなどでくりぬく。天板にオーブン用の紙を敷き、切り口を上にして180℃に温めたオーブンで30〜40分間焼く。そのまま冷ます。
2 チョコレートは粗く刻み、ボウルに入れる。
3 生クリームの半量を小さめの鍋に入れて中火にかけ、周囲がフツフツと泡立つように沸騰したら2のボウルに加え、1分間ほどおく。泡立て器で円を描くように混ぜ合わせ、なめらかになったら常温になるまで冷ます。残りの生クリームを少しずつ加え、もったりするまで混ぜ合わせる。
4 皿などに洋梨をのせて種をくりぬいたくぼみにブランデーを注ぎ、3のクリームをこんもりと盛る。ココアパウダーをたっぷりふり、盛りつけ用の皿に盛る。
[1人分350kcal 調理時間50分(冷ます時間は除く)]
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2017年12月号より

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