ゲーム愛が炸裂する実写版『ストリートファイター/ザ・ムービー』
『ストリートファイター/ザ・ムービー』 大ヒット公開中!
カプコンの人気対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズをハリウッドが実写映画化した『ストリートファイター/ザ・ムービー』が日本でも公開中です。監督を務めるのは、『バッド・トリップ どっきり配信作戦』などで知られるキタオ・サクライ。ケン役にノア・センティネオ、リュウ役にアンドリュー・小路、春麗役にカリーナ・リャンを迎え、デヴィッド・ダストマルチャン、ジェイソン・モモア、カーティス・"50セント"・ジャクソンら個性豊かなキャストが集結しました。
舞台は1993年。かつて固い絆で結ばれていたものの、今では疎遠になっているリュウとケンのもとに、謎めいた女性・春麗が現れます。彼女に導かれた2人は、世界最強の格闘家を決める「ワールドウォリアートーナメント」に参戦。しかし、その大会の裏には危険な陰謀が潜んでいました。戦いの中で、2人は過去の傷や自分自身の問題とも向き合うことになります。
ストーリー自体は先が読める展開で、少し物足りなさを感じたというのが筆者の本音です。ただ、長年のゲームファンにとっては、おなじみの技や衣装、キャラクター同士の関係など、ゲームからそのまま飛び出してきたような場面がたくさんあります。ゲームをこよなく愛してきた筆者としては、懐かしく感じるシーンもちらほら。一方で、ゲームの詳しい設定を知らなくても楽しめる、勢いと遊び心に満ちたアクション映画にもなっていました。
そして、本作でも特に目を引いたのが、ケンを演じるノア・センティネオの鍛え上げられた肉体。『好きだった君へのラブレター』などの恋愛作品で知られる彼が、赤い道着に身を包んだ格闘家ケンを演じるため、徹底した体づくりに取り組んだそう。
センティネオは、撮影地のオーストラリアで6週間にわたり、週6日というペースで集中的にトレーニングを行いました。腕立て伏せや腹筋、スクワット、懸垂などの運動を、体が限界を感じるまで繰り返したのだとか。食事にも気を配り、牛ひき肉、玉ねぎ、卵を使った同じメニューを1日3食、6週間にわたって食べ続けたそうです。ただ筋肉をつけるだけでなく、ゲームでおなじみのケンの体つきや雰囲気を再現するための努力が、仕上がったビジュアルからもしっかり伝わってきました。
映画の今後についても気になるニュースを発見。サクライ監督は、続編についてもアイデアを練っており、脚本の執筆を進めていると報じられました。ただし、続編の製作が正式に決まったわけではありません。監督も、実現するかどうかは今回の映画に対する観客の反応や興行成績次第だと話しているそう。
「ストリートファイター」シリーズには、サガットをはじめ、実写映画での活躍を見てみたいキャラクターがまだまだたくさん。もし続編が実現するなら、今回登場しなかった格闘家たちがどのように物語に加わるのか、リュウとケンの関係がどうなっていくのかも楽しみです。
『ストリートファイター/ザ・ムービー』は、ゲームへの愛情がたっぷり詰まった作品です。ケンの赤い道着や鍛え上げられた肉体に目を奪われるのもよし、ゲームでおなじみの技やキャラクターの再現に注目するのもよし。原作を知っている人ほど、細かな発見を楽しめる一本です。
(文/トキエス)
『ストリートファイター/ザ・ムービー』
大ヒット公開中!
監督:キタオ・サクライ
出演:ノア・センティネオ、アンドリュー・小路、カリーナ・リャン ほか
配給:東和ピクチャーズ・東宝
2026/アメリカ、日本/120分
公式サイト:https://streetfighter-the-movie.jp/
予告編:https://youtu.be/3eEZdexr9a0?si=DY56135LPi8MwZfW
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