もやもやレビュー

宇宙は広いよどこまでも『インターステラー』

インターステラー(字幕版)
『インターステラー(字幕版)』
マシュー・マコノヒー ,アン・ハサウェイ,ジェシカ・チャステイン,エレン・バースティン,マッケンジー・フォイ,マイケル・ケイン,クリストファー・ノーラン,クリストファー・ノーラン,ジョナサン・ノーラン,クリストファー・ノーラン,ジョーダン・ゴールドバーグ,ジェイク・マイヤーズ,キップ・ソーン,トーマス・タル
商品を購入する
>> Amazon.co.jp

宇宙は広い。そんな当たり前のことを、日常茶飯事の中で忘れそうになる。人類は未だ、無人で太陽系の外に出るだけで精一杯。でも、その周りには、星団と銀河が広がっているのだ。

さて、この『インターステラー』。描かれているのは、異常気象による食糧問題により、人類滅亡の危機に陥ってしまった地球。元宇宙飛行士のクーパーは、トウモロコシ農場を営んでいるが、かつての仲間だったブランド教授とNASAで再会し、人類救済のためのプロジェクト「ラザロ計画」を聞かされる。このラザロ計画、プランはふたつ。Aプランは、別の星への大規模な移住計画。そしてBプラン、これは現在の人類すべてを救うものでなく、受精卵のみを移住先で人工培養する。つまり人間の保存のみを目的とした使命というわけである。

猛反対の娘マーフィーに「必ず戻ってくる」と言い残し、地球を後にしたクーパー。 ブランド教授の娘・アメリア、物理学者のロミリー、地質学者のドイルの四人で、無事にワームホールを通過して、第二の地球を見つけることはできるのか...

このワームホールという言葉、劇中によく出てくるが、これはアインシュタインの一般相対性理論から派生した、時空の穴と穴を結びつける時空トンネルのこと。理系の人が驚くほど、科学考証の正確さが評価されているこの作品。最終的には、ドラゴンボールばりに「愛は地球を救う」という大展開になってきてしまうのだが、それもまたご愛嬌。

(文/峰典子)

« 前の記事「もやもやレビュー」記事一覧次の記事 »

BOOKSTAND

BOOK STANDプレミアム