人形を飾ってはいけない場所、第一位は? 『アナベル 死霊館の人形』
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インテリアとして部屋に人形を飾っている人が観れば震え上がる映画を発見。実在する呪われた人形を題材にした映画『アナベル 死霊館の人形』です。これは、2013年に公開された大ヒットホラー『死霊館』のスピンオフ作品でもあります。主演のミアを演じたのは、偶然にも"アナベル"・ウォーリス。
妊婦のミアは人形コレクター。夫のジョンは少し早めの出産祝いにビンテージ人形をプレゼントします。しかし、ある晩の夜中、カルト集団の男女がミアを襲撃! ジョンがなんとか食い止め、駆け付けた警察が男を射殺しましたが、犯人の女は、ミアが人形をコレクションしていた部屋で、夫からのプレゼントだった人形を抱いたまま自殺してしまいます。そして、なんとその人形の目に女の血が滴り落ち......人形に呪いにかかってしまうのです。
命に別条はなかったミアですが、その後奇妙な現象に悩まされます。ジョンが人形を椅子に座らせると、次の日、ギーッギーッと椅子の揺れる音が。なんで椅子に座らせちゃうの!と思わず突っ込みを入れてしまいそうになるほど、人形を置く位置が毎回怖い。そしてストーリーが進むにつれ、人形の表情も徐々にダークになっていくのがまた怖い! 人形の置き場所を見直そうと思わされます。
ちなみに実在するアナベル人形は、現在もウォーレン夫妻の博物館に展示されているそうです。そこには「触るな、危険」の張り紙がされてあるほど、強力な力をいまだに持っているのだとか。そしてそして、驚くべきことは、実際のアナベル人形は怖〜いビンテージ人形ではなく、「ラガディ・アン」という可愛らしいキャラクターのぬいぐるみだそう。悪魔がとりついているなんて思いもしない可愛らしさが、逆に怖い。人形だけでなくぬいぐるみにも宿るものは宿るんですね......怖い。
(文/トキエス)