出世する人は約束を守らない? 映画「ゴッドファーザー」 から学ぶ!
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よく、人との約束を忘れてしまいます。
先日も、友人の誕生日会をうっかり忘れてしまっており、翌日「来なかったね...」というメールをもらって死にたくなりました。即効、謝りメールを送って謝罪しました。
ただでさえ友達の数が少ない私ですが、明らかに友達を一人失ったと思います。
「約束を守れないなんて、人としてサイテーだ...」とつぶやきながら、今回そんなささくれた心を癒してくれたのは映画『ゴッドファーザー』でした。
この映画は、アメリカに住むイタリアンマフィアの一家・コルレオーネ家の盛衰を描いた作品。ファミリーの長であるドン・コルレオーネは、マフィアではありながら身内には超優しい。みんなから庇護を求められ、自分の子供のゴッドファーザー(名付け親)になってほしいと頼まれるような人格者なのです。
ですが、縄張り内での麻薬販売の件で他のファミリーと揉めることになり、コルレオーネ・ファミリーはさまざまな知略謀略に巻き込まれていくわけです。
本当にどちらも殺ったり殺られたりな世界なわけですが、殺られるフラグとしてひとつが「約束を守ること」。相手との約束通りの場所に訪れてみたり、約束通りの時間に一人で向かったり......。逆に、ドンの息子であるマイケルのように、言われた通りに行動しなかった人ほど、生き残って出世するという......。
人間、やっぱり決まり事通り、言われた通りに行動してちゃ、ダメなんですね!
......とはいえ、これはあくまでマフィアの世界。人との約束を守らないマイケルには、信頼できる友達は皆無。堅気の世界で生きる私は、もっと人との約束を大事にしなければ生きていけないと痛感している次第です。
余談ですが、冒頭の友人からのはまだメールの返信はないです。
(文/ハリ山トゲコ)