花壇に鉢植えを合わせてスイセンを楽しむ
- 撮影:田中雅也
肌寒い時期から花をつけ、香りとともに春を感じさせるスイセン。庭やベランダ、そして心も明るくしてくれます。ガーデナーの天野麻里絵(あまの・まりえ)さんに、庭植えと鉢植えを療法楽しめる方法を教えてもらいました。
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■平たんな印象の花壇に変化を
花壇に鉢を置く場合、スタンドを使うと、空間に高さや奥行きが生まれます。スタンドは脚部が細いスチール製がおすすめ。地面に差し込むだけで安定し、植物のすき間に設置しやすく、軽いので植物の成長具合で移動や取り外しも簡単です。
また、開花時期の異なるスイセンを植え分けると、寒い時期から4月くらいまで花を長く楽しめます。例えば、鉢植えには早咲きの品種、庭植えには春咲きの品種といった具合です。
■これから植えるなら開花株や芽出し球根を
スイセンの球根は秋に植えますが、今からでも「開花株」や「芽出し球根」で楽しむことができます。庭や鉢にすぐに植えつけでき、気軽に春の景色がつくれます。例えば鉢には開花株、庭には芽出し球根を植えて使い分けると、花を楽しめる時間が長くなります。
寄せ植えのコツ
スイセンが引き立つように、植える植物は反対色を使うと華やかに。複数の植物を使う場合、ビオラなら花色を変えたり、リーフは類似色を使ったりするとまとまりやすい。
庭植えのコツ
スイセンの株元や手前にユキノシタやアジュガ、宿根ビオラなどグラウンドカバープランツで庭を彩る。サイドには小ぶりの宿根草、バックには中〜大型の宿根草や低木を配するとバランスがよい。
■『NHK趣味の園芸』2017年2月号より
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■平たんな印象の花壇に変化を
花壇に鉢を置く場合、スタンドを使うと、空間に高さや奥行きが生まれます。スタンドは脚部が細いスチール製がおすすめ。地面に差し込むだけで安定し、植物のすき間に設置しやすく、軽いので植物の成長具合で移動や取り外しも簡単です。
また、開花時期の異なるスイセンを植え分けると、寒い時期から4月くらいまで花を長く楽しめます。例えば、鉢植えには早咲きの品種、庭植えには春咲きの品種といった具合です。
■これから植えるなら開花株や芽出し球根を
スイセンの球根は秋に植えますが、今からでも「開花株」や「芽出し球根」で楽しむことができます。庭や鉢にすぐに植えつけでき、気軽に春の景色がつくれます。例えば鉢には開花株、庭には芽出し球根を植えて使い分けると、花を楽しめる時間が長くなります。
寄せ植えのコツ
スイセンが引き立つように、植える植物は反対色を使うと華やかに。複数の植物を使う場合、ビオラなら花色を変えたり、リーフは類似色を使ったりするとまとまりやすい。
庭植えのコツ
スイセンの株元や手前にユキノシタやアジュガ、宿根ビオラなどグラウンドカバープランツで庭を彩る。サイドには小ぶりの宿根草、バックには中〜大型の宿根草や低木を配するとバランスがよい。
■『NHK趣味の園芸』2017年2月号より
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