実験してみました! 花がらを摘まないとどうなるの?

花がら摘みは、がくを含めた花全体を摘むことが大切です。
「花がら」は、咲き終えた花のこと。それを摘み取るのが「花がら摘み」です。けれど、せっかく咲いた花は長く眺めていたいものだし、咲くたびに摘むのは少し面倒ですよね。必要な作業なのか、するとしないのではどう違うのか、千葉大学環境健康フィールド科学センターの渡辺均(わたなべ・ひとし)先生にご協力いただき実験してみました。

■A 花がら摘みをした鉢


花が終わるたびに摘んでいたので、次の花、次の花へと栄養がいき、たくさん花とつぼみがつきました。株も大きく育っています。撮影:田中雅也

■B 花がら摘みをしなかった鉢


花が咲いたあと、タネをつくるために栄養を使ってしまったため、花数、つぼみの数はあまりふえませんでした。
■『NHK趣味の園芸ビギナーズ』7月〜9月より

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