新しい出会いが生まれる? "誕生月"別の絵本ガイドブックが登場

 「ぐりとぐら」や「おおきなかぶ」に代表される「絵本」。小さい頃、親からたくさん読み聞かせてもらったという人は多いでしょう。しかし、自分が親の立場になっていざ子供に読み聞かせをするとき、「どんな本を読み聞かせればいいの?」と悩む人もまた多いのではないでしょうか。

 妊娠、出産、育児に関する情報を提供している「たまひよ」では現在、「赤ちゃんの『お誕生月』絵本ガイドBOOK」のプレゼント企画を行っています。

 本書「赤ちゃんの『お誕生月』絵本ガイドBOOK」は、"誕生月"にフォーカスした珍しい絵本ガイド。1月〜12月まで全12冊あり、各月ごとに23冊の絵本を紹介しています。表紙をめくると、その月の誕生花や花言葉、誕生石や石言葉などが載っており、自分の誕生月に関する知識も身に付きます。

 この本の制作に携わったという、ベネセコーポレーション情報サービス開発部の米谷明子さんは、今回の企画のきっかけについて次のように話します。

 「この企画は、『たまごクラブ』『ひよこクラブ』創刊23周年の一環として行っています。これまでさまざまな企画を実施してきましたが、"出産予定日別"や"生まれ月別"を切り口とした企画が比較的人気でした。年齢別に本を紹介するガイドブックは多いと思いますが、誕生月別に紹介する本はないと思います」

 続いて、この本を手にするメリットについて紹介してくれました。

 「『たまひよ』では今回、独自で本のセレクトを行いました。その月の誕生日の作家さんや、その月の雰囲気にぴったりの内容の本をチョイスしています。中には初めて出会う作品や作家さんもいると思います。ご自身で絵本を探す、ということももちろん素晴らしいことだと思いますが、誰かに本を選んでもらうということもまた素敵なことだと思っています。そういった新しい出会いによって、人の温かみが感じられたり、その人の生活に少しでも彩りが加えられればいいなと考えています」

 確かに、絵本に限らず本を選ぶ際は、自分が今求めている内容や好みにジャンルが偏りがちになってしまいます。また、誰かに本をすすめられるというのは、自分のことを知ってもらえているような気がして、嬉しい気分にもなりますね。最後に米谷さんは、この本を通して「届けたい」思いを明かしてくれました。

 「一番は、このガイドブックを通じて絵本を好きになってもらいたいです。また、このガイドブックを見ながら、『来年はどんな本にしよう』と、わが子の成長をイメージしながら会話をすることで、家の中が温かな雰囲気に包まれるんじゃないかなと思っています。そういった役割になり得るガイドブックになっています」

 このように米谷さんが語ってくれた今回の「赤ちゃんの『お誕生月』絵本ガイドBOOK」プレゼント企画。第1回の応募はすでに締め切られてしまっていますが、第2回応募受付は1月14日まで、第3回応募受付は1月31日までとなっており、第2回は2万名様に、第3回は1万名様に、抽選でプレゼントされます。

 我が子の絵本選びや友人のお子さんのプレゼントに悩んでいるという人は、この機会に応募してみてはいかがでしょうか。

■赤ちゃんの『お誕生月』絵本ガイドBOOK
http://tamahiyo.jp/23rd/ehon.html

« 前のページ | 次のページ »

BOOK STANDプレミアム