「トイレがやたらと細長い」などのコンビニあるある
- 『コンビニあるある』
- コンビニあるある研究会
- 廣済堂出版
- 1,008円(税込)
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アルバイトの代名詞といえば、コンビニ。最近では、近所に複数店ある地域も珍しくなく、コンビニはより身近な存在となりました。「初めてのアルバイトはコンビニだった」という人も少なくありません。コンビニバイトでは、廃棄のお弁当がもらえるお店もあったりするので、学生時代の生活を支えてくれます。
そんなコンビニをテーマにして、密かに盛り上がるのが、「コンビニあるある」。コンビニあるある研究会による書籍は、どれも納得してしまうあるあるが、ユニークなイラストとともに紹介されています。
例えば、お客さんとして冷蔵庫のペットボトルを取ろうとした時、奥で補充している店員さんと目が合ってしまうあるある。冷蔵庫の奥の方からこちらを見る視線に気付き、一瞬熱い視線が交わされるというあのシーンです。その店員が冷蔵庫から出てきてレジを担当すると、また一段と緊張するもの。あまり経験したくはないあるあるですね。他にも様々なあるあるあるが......。
■「弁当をしっかり温めて」と言うと、容器が変形するまで温められる
揚げ物やご飯が冷えていたという過去の経験から、「しっかり温めて」と念を押したところ、「こんなにも温めるなんて......」ということも。熱すぎてレンジからすら取り出せません。
■休憩中の私服の店員さんと店内で顔を合わせると、どうも気まずい
入店した時に「いらっしゃいませ」と迎え入れてくれた店員が、いつの間にか着替えて、自分の隣で立ち読みを。制服の時とは違う妙なプレッシャーを感じるのはナゼ?
■袋詰めをいろいろ試したあとに、やっぱり大きな袋に詰め替える残念な店員さん
「本当に、それ入る?」というような小さな袋に商品を詰め始めた店員。「それを縦にしたら入るんじゃないか......」なんて口に出せずにいると、試行錯誤した結果、とても余裕のある大きな袋に入れ替えられるアレです。「この商品にこの袋のサイズはさすがに大きすぎる」と思いながら店を後にするのです。
■敷地面積の都合か、やたらと細長いトイレに遭遇することがある
店員さんに一声かけてトイレに入ると、便器は遠くの方にポツンとあるだけ。幅も狭く、なんだか寒い......。「別の用途で作られたのかな」なんて考えながら用をたすのです。
店員目線、お客さん目線で様々な思惑が交錯するコンビニという場所。この人間っぽさが、一番の魅力なんではないでしょうか。