月200冊以上のマンガを購入する人気ブロガーがイチオシする「電子コミック」とは?
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現在、auのケータイ電子コミックサイト「リスモブックストア」にて、「マンガ祭り」が開催されています(閲覧はau端末のみ)。 これは数々の電子コミックがそろうラインナップの中から、さまざまなテーマで配信作品を紹介するというもの。
『稲中卓球部』『進撃の巨人』といった青年コミックや、『Paradise Kiss』『ちはやふる』などの女性向けコミックまで扱う同サイトですが、あまりマンガに詳しくない人は、どの作品から読んだらいいのか迷ってしまうかもしれません。そこで、今回はマンガレビューサイト「ヤマカム」管理人にして、月200冊以上のマンガを購入しているという山田。さんに、社会人を元気づけるマンガを3冊選んでいただきました。以下は山田。さんのレコメンドコメントです。
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<読むと仕事を頑張ろうと思える3冊。>
毎日働いて忙しいときに読むと元気が出て、仕事を頑張ろうと思わせてくれる3冊を選びました。どれも職種も違うし仕事内容も違うけど、芯にある情熱はズシッと響くものがある。いわゆる『仕事マンガ』ですが、仕事だけでなく人生の生き様やかっこよさを考えさせてくれます。
●『課長 島耕作』
いわゆる「会社員の奔走をリアルに描いた漫画」です。今でも色褪せない名作。私の中の仕事マンガといったらこれ。島耕作の出世街道を描くシリーズの中でも『課長』が原点で基本でもあります。シリーズとしては『社長』までいってますが、『課長』時代はやり手のサラリーマンというより、小物で保身を考える典型的なサラリーマンでした。読み進めれば島の内面の変化が考えさせられます。
●『働きマン』
「マン」というタイトルですけど主人公は女性。週刊誌の女性編集者が同僚達と右往左往していく姿を描いた作品です。一生懸命働くことに男性も女性も関係ないと思わせてくれます。特に、理不尽に自分の力じゃどうにも出来ない壁にぶつかるのは、自分たちのリアルな仕事に通じる事があって、社会人として心の琴線を鷲掴みにされ「頑張ろう」って思わせてくれます。
●『新宿スワン』
新宿・歌舞伎町を舞台にしたスカウトマンの等身大の成長物語。スカウトをする過程の心理描写はリアルに響きます。仕事マンガとはいえないのかもしれませんが、その生き様とかっこよさには通じるところがあります。人と人の繋がりや本気でぶつかり合うところなどは、人生においても同じだと思います。
【プロフィール】
マンガレビューサイト「ヤマカム」管理人『山田。』
2003年11月25日に開設し、おすすめのマンガや作品の考察、見所などを解説するレビューサイト「ヤマカム」の管理人であり、昼はマンガ好きなサラリーマン。小学生の時から読み漁り、社会人となった今ではジャンルを問わず月200冊以上のマンガを買う典型的なマンガオタク。著書に『ワンピース最強考察』『ワンピース最強考察プラス』などがある。
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