親とこどものライフスタイルを提案する「こどもMOE」誕生
- 『こどもMOE (モエ) vol.1 2011年 12月号 [雑誌]』
- 白泉社
- 802円(税込)
- >> Amazon.co.jp
「大人のための絵本」が一大ブームとなったのは記憶に新しいところ。現在でも根強い人気を誇っています。とは言え、多くの絵本のメインターゲットは、こどもたち。彼らにとって絵本を読むことは、多くの夢や世界のひろがりを知る、貴重な体験となります。誰の心の中にも、忘れられない一冊があるのではないでしょうか。
創刊30年を数える月間雑誌「MOE」から、こどもとのライフスタイルを提案する「こどもMOE」(780円/白泉社)が11月15日に誕生しました。「絵本・おもちゃ」「ファッション」「デイリーグッズ」「ごはん、おやつ」「カルチャー」「おでかけ」「手づくり」という7つのテーマに注目。全国の首都圏に住む、0歳から6歳のこどもを持つ30代のママがメインターゲットです。
誕生記念号の冒頭には、アンパンマンの生みの親・やなせたかしさんのスペシャルインタビューを掲載。十八番の絵本特集はもちろん充実していて、0歳の赤ちゃんから楽しめる絵本や、この1年で一番売れた絵本、眠る前のひとときを幸せにする絵本など、ママとこどもの視点から、選りすぐりの作品を紹介しています。
誕生号の付録は、リサとガスパールのループ付きタオルと、24ページの絵本。しっかりとした生地で作られたタオルは、実用度が高そうです。一方で、誌面の構成は実用誌ではなく、きれいに写真が配置されたライフスタイル提案誌といった印象。忙しい育児のなかでひととき、ママたちがリラックスするための一冊となりそうです。