安藤忠雄設計の美術館で、芥川賞作家・朝吹真理子と篠山紀信がコラボ

芥川賞作家・朝吹真理子が、篠山紀信の作品に登場

 芥川龍之介賞受賞の作家・朝吹真理子氏を被写体にした、カメラマンの篠山紀信氏の新作展『Untitled 朝吹真理子』が、9月10日からギャラリーhiromiyoshii(東京都江東区)で開催されます。

 1984年生まれの朝吹氏は、2009年に「流跡」でデビュー。10年には、同作でドゥマゴ文学賞を最年少受賞しました。また、代表作「きことは」は、第144回芥川龍之介賞を受賞しています。雑誌『BRUTUS』で篠山氏が担当する「人間関係」に登場したことがきっかけで、篠山氏の作品に登場することになりました。

 今回の撮影は、今年4月に清春芸術村(山梨)にオープンしたばかりの安藤忠雄氏設計「光の美術館」で敢行。同美術館には、スペインのアーティスト・アントニオクラーべの作品が展示されており、それらの作品と安藤氏の空間と光のなか、朝吹氏は自らの身体に秘む不条理を表現します。

 美術、文学、建築、写真の対話と融合が生み出した作品群からは、これまでにない新しい世界観を感じることができそうです。

■篠山紀信『 Untitled 朝吹真理子 』
日時:2011年9月10日(土)~10月22日(土)12:00~19:00  ※日月祝休廊
場所:hiromiyoshii 東京都江東区清澄1-3-2 6F

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