慶応義塾大学のミスコン 「Beauty and Earth2011」が電子書籍に

東京タワーでのファイナリストお披露目イベント(8月3日)

 長く続く不景気や3月11日の大震災などがあり、世の中の関心が、本質的な幸せや生き方、社会問題に向かっています。そんななか、"ミスコン"のかたちにも変化が訪れようとしています。

 「女子アナの登竜門」と呼ばれる慶応義塾大学・広告学研究会主催のミスコンテスト。それとは別に、「Beauty and Earth 2011」という名のミスコンテスト開催がされます。
 コンテスト参加者が競うのは、外見のかわいらしさだけではなく、内面的な聡明さ。社会に対して問題意識を持ち、それを発信したいと考えている女性5人がファイナリストとして選抜され、2011年11月、慶応大学三田祭でのコンテストに向け社会貢献活動を行います。5名のファイナリストの活動テーマは、フェアトレード、女性の病気、殺処分、養子制度、音楽によるコミュニケーションと、多岐にわたります。

 そして、そんな彼女たちを紹介する電子書籍「Beauty and Earth 2011」も8月1日に創刊されました。同書籍では、彼女たちのプロフィールや写真はもちろん、日々の生活や社会貢献活動を行う姿を追いかけています。
 創刊号では、同ミスコンの代表を務める慶応義塾大学法学部政治学科3年生の金子広夢さんによる、「Beauty and Earth 2011」企画の経緯や、各ファイナリストが興味を抱く社会問題とそれぞれのグラビア風フォトを掲載。

 次世代のオピニオンリーダーを生むかもしれない「Beauty and Earth 2011」。学生の目からみた社会問題や、彼女たちなりの社会貢献活動がどういった形に発展するのか、見守りたいところです。


【関連リンク】
電子書籍「Beauty and Earth 2011」

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