なぜ人気なの? オージープランツ
- オージープランツを4種類組み合わせた寄せ鉢。撮影:田中雅也
オージープランツはオーストラリア原産の植物。近年、ガーデニング素材として人気が急上昇しています。じつはオージープランツと知らなくて親しんできた植物もあり、種類豊富です。子どものころからオーストラリアの植物に憧れ、現地をたびたび訪れ、今も多くの種類を育てている神奈川県農業技術センターの富田裕明さん(とみた・ひろあき)さんに、その魅力を教えてもらいました。
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■オージープランツはこんなに魅力的!
子どものころ近所で見かけたカリステモン(ブラシノキ)に衝撃を受けた富田さんは、20代で初めてオーストラリアを訪問。
「広い大陸は、行くたびに違う魅力のおもしろい花々を観察できる植物の宝庫です」といいます。
古い時代にほかの大陸と分かれたオーストラリアは生物が固有の進化を遂げ、個性的な植物が豊富です。
「オージープランツはちょっと風変わりなところが魅力です。想像を絶する形のものや色鮮やかなものなどが目を引き、けっこうかわいらしい。茎葉は乾いた感じのものが多く、軽やかな印象がします」
オーストラリアは、北東部の熱帯雨林地帯から雪の降る南東部の山岳地帯まで、多様な気候帯があります。
「南半球というと熱帯の植物のイメージだったのが、意外に寒さに強いものも多いと認知されてきました。エキゾチックな雰囲気の植物なのに、庭で育てられるのが新鮮です」
今後、まだ知られていないオージープランツが続々と導入されそうなので、富田さんおすすめの育てやすいものからトライしてみませんか。
※富田さんがおすすめするオージープランツはテキストで詳しく紹介しています。
■『NHK趣味の園芸』2022年2月号より
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■オージープランツはこんなに魅力的!
子どものころ近所で見かけたカリステモン(ブラシノキ)に衝撃を受けた富田さんは、20代で初めてオーストラリアを訪問。
「広い大陸は、行くたびに違う魅力のおもしろい花々を観察できる植物の宝庫です」といいます。
古い時代にほかの大陸と分かれたオーストラリアは生物が固有の進化を遂げ、個性的な植物が豊富です。
「オージープランツはちょっと風変わりなところが魅力です。想像を絶する形のものや色鮮やかなものなどが目を引き、けっこうかわいらしい。茎葉は乾いた感じのものが多く、軽やかな印象がします」
オーストラリアは、北東部の熱帯雨林地帯から雪の降る南東部の山岳地帯まで、多様な気候帯があります。
「南半球というと熱帯の植物のイメージだったのが、意外に寒さに強いものも多いと認知されてきました。エキゾチックな雰囲気の植物なのに、庭で育てられるのが新鮮です」
今後、まだ知られていないオージープランツが続々と導入されそうなので、富田さんおすすめの育てやすいものからトライしてみませんか。
※富田さんがおすすめするオージープランツはテキストで詳しく紹介しています。
■『NHK趣味の園芸』2022年2月号より
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