2人のプロにきく! 私のとっておき白菜レシピ

左/市瀬悦子さん、右/本田明子さん 撮影・木村 拓(東京料理写真)
みずみずしく甘い冬の白菜は、格別のおいしさ! 2人の講師に、旬の白菜を使ったとっておきのメニューを教えていただきました。

* * *


■市瀬悦子さんの白菜メンチカツ

大の揚げ物好きの私ですが、これまで食べてきた揚げ物のなかでもいちばんのメニューが、師匠・枝元なほみさんのキャベツ豚カツ。衣の中にシャキシャキキャベツがひそんだそのカツがとってもおいしかった!
そのアイデアを応用して、冬のこの時季はメンチカツに白菜を使っています。白菜のみずみずしさで普通のメンチより少し軽く、さっぱりと仕上がるのがお気に入り。シャキフワッの白菜が欠かせないこのメンチが大好きです。


■本田明子さんの白菜のひとりじめスープ煮

ふだん使いの白菜は1/4カットが手軽ですが、実は私は「丸ごと1コ買い派」。なぜなら、白菜を丸ごと使っていくと、最後に真ん中の部分が手に入るから。
外葉から使っていって1〜2週間後、やっと出合える白菜の〝かぐや姫〞。早起きして、これをスープでコトコト煮て、ちょっと上等なオリーブ油を落として食べるのです。先着1名様だけが味わえる、白菜の中でいちばん柔らかくて甘い、ひと冬に2〜3回の楽しみです。

※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理』2022年1月号より

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