入浴剤を入れたお風呂で「風呂トレ」を行ってもOK?
- イラスト:ヤマグチカヨ
日々のお風呂タイムに気軽に行える「風呂トレ」ですが、入浴剤を入れたお湯で行ってもよいのでしょうか。体育学修士・医学博士で国士舘大学教授の須藤明治(すどう・あきはる)さんに伺いました。
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■OKです。普通のお湯より負荷がかかるので、無理せず疲れない程度に運動しましょう
入浴剤を入れたお風呂で風呂トレを行うのは問題ありません。好みの香りでリラックスしましょう。ただ、入浴剤を入れたお湯は密度がアップし、何も入れていないお湯に比べて水圧や浮力が高くなります。それに伴ってトレーニングの負荷も上がるので、いつもと同じ内容、同じ回数の運動でも疲れ方に差が出ることがあります。回数や種類を少し減らすなどして、やり過ぎには注意してください。
温泉のお湯も理屈は同じ。何も入れないお湯より密度が高いと心得て。旅先などで体をほぐすときは、疲労感が残らない程度、終わったあとに体がすっきり軽く感じる程度にとどめましょう。
■ヒートショックに注意!
入浴の際は、ヒートショックに注意しましょう。ヒートショックとは、急激な温度変化にさらされることにより、血圧、脈拍が大きく変動することで起こる体へのダメージのこと。脳卒中(脳梗塞〈のうこうそく〉や脳出血)や心筋梗塞などにつながるリスクがあります。高血圧の人、動脈硬化を指摘されている人、年齢が高い人は、特に気をつけましょう。とりわけ冬場は、暖かいリビング、自室などからひんやりとした脱衣所、トイレなどに移動することで引き起こされがち。脱衣所には暖房器具を置くなどの工夫をするとよいでしょう。浴室の壁に湯をかけておく、風呂のふたを開けてしばらくおくなどで、浴室の温度にも配慮しましょう。
※テキストでは日々のお風呂タイムに気軽に行える「風呂トレ」を、体の部位ごとに紹介しています。
■『NHKまる得マガジン あったかリラックス お風呂でゆったりトレ』より
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■OKです。普通のお湯より負荷がかかるので、無理せず疲れない程度に運動しましょう
入浴剤を入れたお風呂で風呂トレを行うのは問題ありません。好みの香りでリラックスしましょう。ただ、入浴剤を入れたお湯は密度がアップし、何も入れていないお湯に比べて水圧や浮力が高くなります。それに伴ってトレーニングの負荷も上がるので、いつもと同じ内容、同じ回数の運動でも疲れ方に差が出ることがあります。回数や種類を少し減らすなどして、やり過ぎには注意してください。
温泉のお湯も理屈は同じ。何も入れないお湯より密度が高いと心得て。旅先などで体をほぐすときは、疲労感が残らない程度、終わったあとに体がすっきり軽く感じる程度にとどめましょう。
■ヒートショックに注意!
入浴の際は、ヒートショックに注意しましょう。ヒートショックとは、急激な温度変化にさらされることにより、血圧、脈拍が大きく変動することで起こる体へのダメージのこと。脳卒中(脳梗塞〈のうこうそく〉や脳出血)や心筋梗塞などにつながるリスクがあります。高血圧の人、動脈硬化を指摘されている人、年齢が高い人は、特に気をつけましょう。とりわけ冬場は、暖かいリビング、自室などからひんやりとした脱衣所、トイレなどに移動することで引き起こされがち。脱衣所には暖房器具を置くなどの工夫をするとよいでしょう。浴室の壁に湯をかけておく、風呂のふたを開けてしばらくおくなどで、浴室の温度にも配慮しましょう。
※テキストでは日々のお風呂タイムに気軽に行える「風呂トレ」を、体の部位ごとに紹介しています。
■『NHKまる得マガジン あったかリラックス お風呂でゆったりトレ』より
- 『あったかリラックス お風呂でゆったりトレ (NHKまる得マガジン)』
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