海の幸でご飯のお供

さばフレーク 撮影:木村 拓(東京料理写真)
3月で連載を終了したしらいのりこさんの「ご飯のお供」がパワーアップして、カムバック! 今月から3回連続で、どどどんっと魅力あふれるラインナップでお届けします。初回は魚介尽くしの「海の幸編」。うまうますぎて、夏バテも吹っ飛びます!

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今回は魚介のお供なので、つくったその日か翌日中に食べきるものもあります。私は「ご飯のお供 = つくりおきではない」と思っていて、ご飯に合えば刺身だって立派な「お供」です。おいしく調理するには、くさみを抑えるか、くさみをうまみに転換するのがポイントで、しょうゆが大事な役割を果たします。特にくせの強い魚は、しょうゆを使わないとくさみが際立つ結果に。しょうゆを魚醤にすると、また違ったおいしさになりますよ。
お供にする魚は、塩漬けや干物も手ごろで優秀な食材。うまみが凝縮して身も締まっているので、簡単においしい一品に。例えば甘口の塩ざけなら、レンチンしてほぐすだけで立派なさけフレークになります。やっぱり自家製のおいしさは格別です。安売りのときにまとめ買いして冷凍庫に常備しておくと便利ですよ。

■さけの焼きづけ

焼きざけの香ばしさと甘辛風味が、白いご飯に最強に合うお供です。

 

■サーモンのエスニックなめろう

あじのなめろうをサーモンで、アジア風の味つけにアレンジ

 

■白身魚の塩昆布あえ 

塩昆布で楽しむ手軽な昆布じめ。程よいねっとり感とうまみがたまらない!

※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2021年8月号より

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