夏の暑さ対策！　畑ではどんなスタイルがよいの？

園芸研究家として活躍しながら、畑で野菜を育てている岡井路子（おかい・みちこ）さん。長年の経験から、夏ならではの環境から体を守るウエアや小物の工夫を紹介していただきました。

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■快適に作業できるグッズで楽しく畑仕事をしよう！

長年の畑仕事の経験から編み出した岡井さんの「夏スタイル」は、なるほど！　と、感心することがいっぱいです。
帽子とウエアは、機能性に優れたアウトドアブランドのものを愛用。Ｔシャツは消臭・抗菌効果のある生地なので汗の臭いが気にならず、吸水・速乾性が高くてさらっとした着心地もお気に入りです。帽子は側面がメッシュになった通気性のよいナイロン製。「みんなの趣味の園芸」会員の方に実施したアンケートでは麦わら帽子が多数でしたが、「以前は麦わら帽子をかぶっていたけど、年齢とともに重く感じてしまって。自分のコンディションや環境でベストなものは変わっていくし、新しくて機能的なものも増えているから、アウトドアショップや作業服店などでよいものを探しています」と、岡井さん。あえて長袖は着ずに、腕は「作業が終わったらさっと外せて、涼しい」と内側がメッシュになった肩近くまであるアームカバーでガード。首には、タオルか手ぬぐいを巻いて、首の後ろをカバーします。
「汗をたくさんかいたら、冷却シートで拭き取ります。汗の臭いや肌のかゆみもさっぱりするし、即座にひんやり涼しくなるのもありがたいんです。帰宅後は、入浴したあとにスプレータイプの美容液で、日焼けした肌を整えています」
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年8・9月号より