アスリート食に学ぶ　夏の食欲低下を乗り切る健康ごはん

暑さで食欲がなくなると、体がだるくなるなどの体調不良につながります。そんなときアスリートは、食材や献立を工夫し、必要な栄養素を十分にとって、コンディション維持を心がけています。暑い季節をのりきるためには、いかに食欲をアップさせるかが重要です。スポーツ料理研究家の村野明子（むらの・あきこ）さんと、管理栄養士で公認スポーツ栄養士、健康運動指導士の柴田 麗（しばた・うらら）さんが、暑さに負けない工夫をこらした料理と栄養情報を紹介します。

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■夏の食欲低下に。健康ごはんのポイント

・にんにくなどの「香り」やレモンなどの「酸味」で食欲をわかせる。
・レモンの輪切りをのせるなど、「見た目」も爽やかに。
・のどごしのいい「麺類」に、具をのせてほかの栄養素もとる。

■トンテキガーリックライス

マーマレードを使った照り焼き風のトンテキが、ガーリックライスにベストマッチ！　豚肉はビタミンB1が豊富。運動量が増えると必要量も増えるので、運動する人は献立に積極的に取り入れましょう。


■冷製汁なし肉みそラーメン

しっかり味つけした肉みそを、冷たい麺によ～くからめてめしあがれ。麺類を食べるときは麺のみになって炭水化物に偏らないよう、肉や卵、野菜も一緒にとる工夫をし、たんぱく質やビタミンの摂取も心がけましょう。


■豚肉のレモンしょうが焼き

レモン風味のたれをからめて焼いた豚肉は、白いご飯と相性抜群。レモンの爽やかな香りや酸味は、食欲増進に活用できます。

※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKまる得マガジン “アスリート食”に学ぶ　健康ごはん』より