注目の亜麻仁油でバーニャカウダ風ドレッシング

キャベツとベーコンのグリルサラダ 撮影:新居明子
健康オイルとして注目度が高まっている亜麻仁油でドレッシングを作ってみませんか? 管理栄養士、フードプランナーの神成マサヨ(かんなり・まさよ)さんに教えてもらいました。

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亜麻仁油は、調味料や素材の組み合わせ次第で、他の油とは全く違う香りとコクが感じられ、新鮮な味わいのドレッシングになります。アンチョビ、ツナ、桜えびなど魚介系のうまみと合わせるのがおすすめです。

■バーニャカウダ風ドレッシング

にんにくは、生より香りがまろやかなパウダーを使いました。キャベツとベーコンのグリルサラダに合わせてどうぞ。キャベツはあえて大きめのままこんがり焼くと、甘みが引き立ちます。

■亜麻仁油はなぜ注目されているの?

亜麻仁油は、植物油に含まれている不飽和脂肪酸のうち、オメガ3系のα-リノレン酸を多く含んでいます。これは、魚の脂に多いDHA、EPAと同じ種類の脂肪酸で、動脈硬化や血栓を防ぐ効果が高いとされています。体内で作ることができない必須脂肪酸で、なかなか摂取しにくいため、亜麻仁油が注目されるようになりました。

■酸化しやすいので早めに使いきって

α-リノレン酸は酸化しやすく、光や熱に弱い特徴があります。保存の際は栓をしっかり閉めて冷蔵庫に入れ、早めに使いきるようにしましょう。
※作り方はテキストに掲載しています。
■『NHKまる得マガジン 手作りドレッシングなら 毎日が極上サラダ』より

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