初夏が旬のもずくで、免疫力アップ！

料理研究家の白崎裕子（しらさき・ひろこ）さんの連載「体にやさしい季節の食材でつくる　スープと、ひとしな」。6月号では、もずくの和風サンラータンとミニトマトのピーナツあえを紹介しています。

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サンラータンは、酸味と辛みがきいた中華料理の定番スープ。免疫力をアップするネバネバの成分を豊富に含むもずくと、疲労回復や殺菌効果のある梅酢で和風にアレンジしました。もずくは軽く煮る程度にして、食感と磯の香りを楽しみましょう。梅酢は酸味だけでなく、うまみと塩けの役割も果たす万能調味料です。私は酢のかわりに料理によく使っています。
このスープは、水溶きかたくり粉でゆるいとろみをつけるのがポイントです。深みが出て味がはっきりし、もずくと梅酢、ごま油がおいしくまとまります。

■もずくの和風サンラータン

中華料理のサンラータンより、あっさりとした味わいです。オクラやパプリカなどの夏野菜、乾燥の小えびや桜えびなどを加えてボリュームアップしても。

■ミニトマトのピーナツあえ

コクのあるピーナツにトマトの酸味がよく合います。ミニトマトは時間がたつと水分が出るので、食べる直前にあえてください。きゅうりにかえてもおいしいですよ。
※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理』連載「体にやさしい季節の食材でつくる　スープと、ひとしな」2020年6月号より