食材を正しく冷凍する フリージングの四か条

ほうれんそうもこのとおり。みそ汁やスープに便利です。撮影:豊田朋子
『NHKまる得マガジン もっとおいしく! 攻めのフリージング術』では、楽しくて役に立つ、様々な食材の冷凍&解凍テクニックをご紹介しています。冷凍するときに心がけたい四つのポイントを、冷凍アドバイザーで冷凍開発コンサルタントの西川剛史 (にしかわ・たかし)さんに教えてもらいました。

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■一、 鮮度のよい状態で冷凍を!

肉・魚、野菜など、いずれの食材も購入したその日に冷凍するのが大切。「残ったから冷凍」ではなく、あらかじめその日に使う量を取り分けて、使わない分量をすぐに冷凍する。

■二、 同じサイズにそろえる

ジッパー付き保存袋に入れるものは、少量ずつの小分けにする場合も切る場合も、同じ大きさにそろえると、均一にムラなく冷凍することができる。

■三、 空気はできるだけシャットアウト!

冷凍庫内はとても乾燥している。食材のみずみずしさを保つためには空気に触れさせないよう、ラップで包んでからジッパー付き保存袋へ。できるだけ空気をしっかり抜いて袋の口を閉じる。

■四、食材は薄く平らに

食材の状態をキープしたまま冷凍するには、できるだけ早く凍結させることが大切。食材をなるべく薄く平らに広げて保存袋に入れると、素早く均一に冷凍できる。また、薄く平らに冷凍すると、解凍時間が短縮できるほか、調理もしやすくなる。
■『NHKまる得マガジン もっとおいしく! 攻めのフリージング術』より

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