初めての「デイキャンプ」、まずは火を使ってみよう

撮影:松井 進
「専用の道具や専門の知識がないと、キャンプはできないのでは? 」
そう思っている人は多いのでは? でも、日中を外で過ごすだけの“デイキャンプ”なら、家にあるものを使って、気軽にキャンプ気分を味わえます。アウトドアライフアドバイザーの寒川 一(さんがわ・はじめ)さんが手軽な楽しみ方を教えてくれました。

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まずは火を使って自然の中で過ごしてみる
キャンプ(Camp)とは英語で「テントを張る、野営する」という意味。火をたいて食事をつくり、食べたらテントの中で眠る。人の営みを自然の中に移して過ごすのがキャンプといえるでしょう。
一方デイキャンプは、泊まることまではせずに、自然の中で過ごす時間を楽しみます。
デイキャンプ場なら、ピクニックとは違い、火も使えます。レジャーシートと小さなテーブル、そして家庭用のカセットコンロだけでも十分にデイキャンプといえるでしょう。

■外で火を使うのは思いのほか楽しい

アウトドア用のバーナーを買ったりレンタルしたりしなくても、ふだん自宅で使っているカセットコンロがあれば、まずはそれを使ってみましょう。インスタントラーメンやパスタ、レトルトのカレーなど簡単なものでも、外で食べるおいしさに、きっとビックリするはず。
凝ったことをしない分、準備も家に帰ってからの片づけもラクチン! キャンプへのハードルがぐっと低くなり、また行きたい、と感じるはずです。
また、ふだんと比べてお湯が沸くまでに時間がかかったり、火が風に吹き消されたりと、いろいろな発見や経験も、新鮮に感じるでしょう。
■『NHK趣味どきっ!たのしく防災!はじめてのキャンプ』より

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