ジェンヌたちもやっている! 美しく撮られる心得五か条

“ 決め顔”の撮られ方の詳しい解説はテキストで! 撮影:神ノ川智早
仕事で撮影の機会が多いジェンヌたちは、いつでも美しく撮られるコツを心得ています。それは「決め顔」であったり、決めポーズであったり、あるいは「マインド」であったり。いつ撮られてもいいように、五つの心得を覚えておきましょう。元宝塚歌劇団男役スターの初嶺麿代(はつね・まよ)さんに教えていただきました。

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■一、「こう写りたい」とイメージしておく

何枚撮っても、自分の顔やポーズがいまいち決まらない……それは、「どう写りたいか」という狙いが明確でないからかもしれません。エレガントに写りたいのか、元気に写りたいのか。見せたいイメージを頭に描いておけば、それだけで写り方が変わります。

■二、「決め顔」を練習しておく

いつ撮られても美しい人は、「決め顔」を持っています。自分がどの角度で、どういう表情をすれば美しく見えるのか。鏡を見ながら研究しておき、いざ撮られるときに、パッと決められるようにしましょう。

■三、レンズの向こうを意識する

カメラを向けられると、誰もが多少は緊張するもの。そこでカメラではなく、レンズの向こうにいる「誰か」に向かってほほ笑みましょう。ジェンヌになりきって、舞台の観客をイメージするのもおすすめ。目の前にカメラがあることをいったん忘れて、リラックスした笑顔になれます。

■四、ネガティブな思い込みを捨てる

みんなで写真を撮るとき、「私、写真うつりが悪いから……」、と言ってモジモジする人が必ずいますよね。悪いのは写真うつりではなく、「写真うつりが悪い」と思い込む心です。呪いのような言葉を言うのをやめて、ネガティブな心を断ち切りましょう。

■五、撮られることを楽しむ

「写真が苦手」と思っていると、その苦手意識が写真に表れてしまいます。「ああ、変な顔しちゃった、恥ずかしい……」などと気にしているのは自分だけ。他の人は何とも思わないのに、いちいち気にするのは損というもの。どうせ撮られるなら、思い切り楽しみましょう!
■『NHKまる得マガジン 初嶺麿代の“宝塚式”エレガントレッスン』より

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