各棋力誰でも楽しめる大会に 多摩地区26市町対抗囲碁団体戦
- 撮影:小松士郎
2019年9月1日、東京・調布市文化会館で第3回 多摩地区26市町対抗囲碁団体戦が行われた。多摩地区の市と町が、それぞれ11人のチームを組んで参加。今年は26市町の参加で約300人の参加者が調布市文化会館へと集った。多摩地区出身や在住、縁のある棋士たちも集まり、大いに盛り上がる大会となった。
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■夢のような優勝
本大会の各チーム11人の構成はシニア、女性、ジュニアを各一人ずつ必ず選出することになっている。
そして、さらにクラス分けもしっかりと行っている。主将から3将までは無差別。4将はシニア、5将から9将までは有段者、10将、11将は級位者だ。無差別は互先だが、その他はハンデ戦。団体戦でこのようなシステムは珍しいのではないだろうか。各棋力で誰でも楽しめるような大会にしたいという運営側の気持ちが感じ取れる。
注目の決勝は八王子市と武蔵野市の決戦となった。武蔵野市は子ども中心でチームを組んでおり、優勝候補の筆頭だった。それでも、八王子市はチームワークで勝利して、見事に初優勝を収めた。
八王子市の選手は「仲間内で楽しく公民館に集まっているだけのようなメンバーなので、優勝は夢のよう」と喜びを語ってくれた。
実行委員の笹田さんは「今年は26市町の参加だったが、来年は30市町の参加を目指して、全市町に参加してもらいたい」と締めてくれた。
■『NHK囲碁講座』2019年12月号より
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■夢のような優勝
本大会の各チーム11人の構成はシニア、女性、ジュニアを各一人ずつ必ず選出することになっている。
そして、さらにクラス分けもしっかりと行っている。主将から3将までは無差別。4将はシニア、5将から9将までは有段者、10将、11将は級位者だ。無差別は互先だが、その他はハンデ戦。団体戦でこのようなシステムは珍しいのではないだろうか。各棋力で誰でも楽しめるような大会にしたいという運営側の気持ちが感じ取れる。
注目の決勝は八王子市と武蔵野市の決戦となった。武蔵野市は子ども中心でチームを組んでおり、優勝候補の筆頭だった。それでも、八王子市はチームワークで勝利して、見事に初優勝を収めた。
八王子市の選手は「仲間内で楽しく公民館に集まっているだけのようなメンバーなので、優勝は夢のよう」と喜びを語ってくれた。
実行委員の笹田さんは「今年は26市町の参加だったが、来年は30市町の参加を目指して、全市町に参加してもらいたい」と締めてくれた。
■『NHK囲碁講座』2019年12月号より
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