ホウレンソウは10月まきがお得!
- 株間・列間(れっかん)ともに15cm間隔の穴あき黒マルチを張って1穴あたり6〜7粒のタネをまく。撮影:福田 稔
葉もの野菜の価格が高騰する年末年始。そんな時こそ家庭菜園を活用したいですね。年末年始に収穫するにはいつから育てたらよいのでしょうか。体験農園園主、東京都指導農業士の加藤正明さんに教えてもらいました。
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■10月中旬にタネをまき、暮れから3月上旬までず~っと収穫すべし!
秋冬用のタネを10月中旬にまく
秋冬どりホウレンソウは、9~10月がタネまき適期といわれますが、暮れに収穫するなら10月中旬まきがおすすめです。気温の高い9月にまくと、約1か月で草丈20cmほどに育ち、本格的な寒さがくる前(11月上旬)に収穫を済ませないと、葉が堅くなって味が落ちます。一方、10月中旬にタネをまけば、12月には収穫できるサイズに育つのはもちろん、その後の寒さで成長が止まるため、翌年3月上旬まで収穫を続けられます。この時期のホウレンソウは、冬の寒さに当たって葉の甘み、うまみが凝縮するので、おいしさもぐんとアップしますよ。
マルチとべたがけで発芽をそろえる
栽培のポイントは、12月までに草丈15~20cmに育てること。10月中旬には気温が下がっているので、タネまきの際は穴あきマルチを張り、不織布をべたがけして保温と保湿を心がけましょう。12月に入った時点で草丈が15~20cmまで伸びなかった場合、穴あきの保温用シートをトンネルがけして温度を上げ、生育を早めるとよいでしょう。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2019年10・11月号より
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■10月中旬にタネをまき、暮れから3月上旬までず~っと収穫すべし!
秋冬用のタネを10月中旬にまく
秋冬どりホウレンソウは、9~10月がタネまき適期といわれますが、暮れに収穫するなら10月中旬まきがおすすめです。気温の高い9月にまくと、約1か月で草丈20cmほどに育ち、本格的な寒さがくる前(11月上旬)に収穫を済ませないと、葉が堅くなって味が落ちます。一方、10月中旬にタネをまけば、12月には収穫できるサイズに育つのはもちろん、その後の寒さで成長が止まるため、翌年3月上旬まで収穫を続けられます。この時期のホウレンソウは、冬の寒さに当たって葉の甘み、うまみが凝縮するので、おいしさもぐんとアップしますよ。
マルチとべたがけで発芽をそろえる
栽培のポイントは、12月までに草丈15~20cmに育てること。10月中旬には気温が下がっているので、タネまきの際は穴あきマルチを張り、不織布をべたがけして保温と保湿を心がけましょう。12月に入った時点で草丈が15~20cmまで伸びなかった場合、穴あきの保温用シートをトンネルがけして温度を上げ、生育を早めるとよいでしょう。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2019年10・11月号より
- 『NHK趣味の園芸やさいの時間 2019年 10 月号 [雑誌]』
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