夏の庭が輝く! 南の国の植物を植えてみよう

南国の植物とともに、シルバーリーフのガザニアと銅葉のベゴニアを、花壇手前に植えつけました。いずれも秋まで花が楽しめます。撮影:藤田浩司
夏に元気な南の国の植物を庭に植えてみませんか。鉢植えとは違って、生き生きと育ち、夏の庭が輝きます。オススメしてくださったのは、神奈川県農業技術センターの富田裕明(とみた・ひろあき)さんです。

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■夏バテ知らず しかも庭だから魅力が全開

暑さで植物が弱り、夏枯れの庭が多くなる時期、夏こそ元気な南米や南アフリカなどが原産の植物を庭で楽しみませんか。
南の国の植物といえば、鉢植えが一般的ですが、じつは庭に植えるとその魅力がいっそう輝きます。トロピカルな印象の花カラフルな葉色や葉形、質感も多彩で、上手に組み合わせるとすてきな夏の庭がつくれます。
しかも、庭に植えることで、のびのび大きくなり、真夏の太陽を浴びても元気いっぱい、夏バテ知らずです!

■種類を選べば、庭で冬越しできる

東京をはじめ関東地方以西の暖地では、戸外で南の国の植物が冬を越している姿を見かけることが多くなりました。キダチアロエ、マーガレットが冬越しできる地域なら、種類を選べば、冬もそのまま庭でOKです。強い霜や雪が降る地域では、秋に鉢上げして室内で冬越しさせます。
さあ、この夏、南の国の植物たちで庭をイメージチェンジして、ご近所さんを驚かせましょう。
※テキストでは、庭植えにおすすめの南国の植物と基本的なお手入れをご紹介しています。
■『NHK趣味の園芸』2019年7月号より

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