はじめてのブルーベリー栽培 どんな苗木を選ぶべき?

ノーザンハイブッシュ系の’ブルークロップ’。果実は中粒。明るい青色をしており、堅さや風味に優れる。樹勢が強く、実つきがよい。樹形は直立性。撮影:田中雅也
ブルーベリーは丈夫で育てやすい初心者向きの果樹。ベランダなどで鉢で気軽に楽しめます。ただし、酸性の土を好むなど、ほかの果樹とは栽培のポイントが異なる面もあります。はじめてブルーベリーを育てる人のために、東京農工大学農学部准教授の伴 琢也(ばん・たくや)さんが苗木の選び方をアドバイスします。

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■入門者は2年生の苗木から!

これから苗木を入手する場合は、夏の間に品種選びをして、秋から出回るさし木苗を入手することをおすすめします。秋から栽培を始めればすぐに休眠期に入るため、株をゆっくり休ませて、翌春からの生育期を迎えることができるからです。
さし木苗は、さし木をした年から数えて、1年生、2年生、3年生と呼ばれます。初心者は、管理のしやすさと価格の両面から、2年生の苗木から始めるのが手ごろです。
すぐに収穫を楽しみたい場合は、夏に実つきの苗木を入手してもよいですが、暑さや水切れなどで株を弱らせないように注意が必要です。11月になったら一回り大きな鉢に植え替え、冬剪定で花芽を全部落として、株をしっかり休ませましょう。




■夏に実つきの株を買ってはダメ?

6〜8月は、実のついた苗木も出回ります。入手してすぐに収穫が楽しめる点が魅力ですが、見栄えをよくするために無理に実をつけさせて、株が疲れている可能性もあります。長い目で見れば、秋から出回る苗木を入手したほうが安心です。
■『NHK趣味の園芸』2019年7月号より

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