暗い玄関にアジサイを飾るのはNG? 理想的な置き場とは
- 撮影:田中雅也
この時期に入手したアジサイの鉢植え、どのように育てたらよいでしょうか? 雰囲気を明るくするために暗い玄関に飾っても大丈夫? 神奈川県農業技術センターの富田 裕明(とみた・ひろあき)さんに、アジサイの置き場について教えてもらいました。
* * *
■室内では明るい窓辺に。1週間が限度
「玄関に飾って楽しむ」ことは間違いではありません。でも、アジサイは、戸外で育てる「花木」です。室内観賞は家に迎え入れてから1週間を限度にしましょう。
また、プレゼントされた鉢は、ラッピングをしたままでは風通しが悪くなるので、ペーパーやフィルムなどは外してください。
■1年目は直射日光を避けて
市販の開花鉢は温室育ち。いきなり強い日ざしを受けると、葉が日焼けを起こす場合があります。そのため、1年目は直射日光が当たらない場所での管理がおすすめです。
直射日光を避けるとはいえ、一日中薄暗いところはNG。木陰や軒下など、明るい日陰で育てましょう。室内観賞後に戸外へ出すときは曇りの日を選び、少しずつ外の環境に慣らしてください。
■2年目以降は日なたで育てましょう
アジサイは梅雨どきに咲くので、日陰の花のイメージがあるかもしれません。でも、基本的には日なたを好む植物です。
2年目は環境にも慣れているので、日当たりのよいところで管理しましょう。真夏以外は、直射日光が当たってもOKです。
■『NHK趣味の園芸』2019年5月号より
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■室内では明るい窓辺に。1週間が限度
「玄関に飾って楽しむ」ことは間違いではありません。でも、アジサイは、戸外で育てる「花木」です。室内観賞は家に迎え入れてから1週間を限度にしましょう。
また、プレゼントされた鉢は、ラッピングをしたままでは風通しが悪くなるので、ペーパーやフィルムなどは外してください。
■1年目は直射日光を避けて
市販の開花鉢は温室育ち。いきなり強い日ざしを受けると、葉が日焼けを起こす場合があります。そのため、1年目は直射日光が当たらない場所での管理がおすすめです。
直射日光を避けるとはいえ、一日中薄暗いところはNG。木陰や軒下など、明るい日陰で育てましょう。室内観賞後に戸外へ出すときは曇りの日を選び、少しずつ外の環境に慣らしてください。
■2年目以降は日なたで育てましょう
アジサイは梅雨どきに咲くので、日陰の花のイメージがあるかもしれません。でも、基本的には日なたを好む植物です。
2年目は環境にも慣れているので、日当たりのよいところで管理しましょう。真夏以外は、直射日光が当たってもOKです。
■『NHK趣味の園芸』2019年5月号より
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