余ったみかんは「みかん茶」に! 【レシピ掲載】
- 撮影:木村 拓(東京料理写真)
この季節、どこの家にもある果物といえば、みかんです。箱買いしたものの、食べきれずに余ってしまうことも。そんなときに重宝する“耳よりレシピ”を料理研究家の李 映林(り・えいりん)さんが紹介します。みかんを砂糖に漬けた「みかん茶」は、ホットドリンクとしてはもちろん、料理の調味料としても使える、便利でおいしい自家製シロップです。
* * *
韓国では、季節ごとの果物を砂糖やはちみつに漬けて自家製シロップにし、お湯で割って、お茶として楽しむ文化があります。そのため、シロップ自体をお茶と呼ぶのが慣習です。日本の梅シロップと同じようなものですが、飲み物としてだけでなく、調味料として料理の甘みや香りづけにも活用します。今回は、旬のみかんでつくるシロップ「みかん茶」です。みかんは酸味が少なく、水分が出るのに時間がかかるので、酢とレモン汁を加えて風味をアップし、保存性を高めました。
■材料(つくりやすい分量※)
みかん (小)12コ(正味600g)
きび糖(または砂糖) 200g
レモン汁 1コ分
りんご酢 約カップ2
※すべての材料を半量にしてつくってもよい。
飲みごろ:2〜3日後、砂糖が溶けたら。
保存:冷蔵庫で約1か月間。
1 みかんは皮をむいて白い筋も丁寧に取り除き、横半分に切る。
2 清潔な保存瓶にみかんを入れ、きび糖、レモン汁を加える。りんご酢を、みかんが完全にかぶるまで注ぐ。ふたをして瓶を揺らして混ぜる。
3 ふたを開け、みかんが浮かないように、丸めたオーブン用の紙をおもしにしてのせる。またはラップでピッタリと表面を覆う。ふたをし、きび糖が溶けるまで常温に2 〜 3 日間おく。きび糖が溶けたらオーブン用の紙を除き、冷蔵庫で保存する。
[全量1150 kcal 調理時間15 分(常温におく時間は除く)]
※テキストではみかん茶の活用レシピを紹介しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2018年12月号より
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韓国では、季節ごとの果物を砂糖やはちみつに漬けて自家製シロップにし、お湯で割って、お茶として楽しむ文化があります。そのため、シロップ自体をお茶と呼ぶのが慣習です。日本の梅シロップと同じようなものですが、飲み物としてだけでなく、調味料として料理の甘みや香りづけにも活用します。今回は、旬のみかんでつくるシロップ「みかん茶」です。みかんは酸味が少なく、水分が出るのに時間がかかるので、酢とレモン汁を加えて風味をアップし、保存性を高めました。
■材料(つくりやすい分量※)
みかん (小)12コ(正味600g)
きび糖(または砂糖) 200g
レモン汁 1コ分
りんご酢 約カップ2
※すべての材料を半量にしてつくってもよい。
飲みごろ:2〜3日後、砂糖が溶けたら。
保存:冷蔵庫で約1か月間。
1 みかんは皮をむいて白い筋も丁寧に取り除き、横半分に切る。
2 清潔な保存瓶にみかんを入れ、きび糖、レモン汁を加える。りんご酢を、みかんが完全にかぶるまで注ぐ。ふたをして瓶を揺らして混ぜる。
3 ふたを開け、みかんが浮かないように、丸めたオーブン用の紙をおもしにしてのせる。またはラップでピッタリと表面を覆う。ふたをし、きび糖が溶けるまで常温に2 〜 3 日間おく。きび糖が溶けたらオーブン用の紙を除き、冷蔵庫で保存する。
[全量1150 kcal 調理時間15 分(常温におく時間は除く)]
※テキストではみかん茶の活用レシピを紹介しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2018年12月号より
- 『NHKきょうの料理ビギナーズ 2018年 12 月号 [雑誌]』
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