春にたっぷり収穫しよう! ソラマメ&スナップエンドウ
- 撮影:栗林成城
ホクホクのソラマメ、サクサクのスナップエンドウ。適期の収穫ととれたて調理で、いちばんのおいしさを味わおう! 恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田 智(ふじた・さとし)さんに栽培のポイントを教えてもらいました。
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■植えつけ時の苗のサイズが重要!
ソラマメ・スナップエンドウともに、植えつけにちょうどよい草丈は、7〜8cm。大きすぎても小さすぎても、冬の寒さに当たって傷んだり、枯れたりする可能性が高くなります。よい苗を作るためには、タネまき時期を守ることが重要です。タネまきのタイミングを逃したら、市販の苗を利用しましょう。
■苦土石灰は多め、肥料は少なめに
ソラマメとスナップエンドウはともに酸性土壌を嫌うため、苦土石灰(くどせっかい)を多めに入れて、中和します。また、マメ類の根には「根粒菌(こんりゅうきん)」が共生して植物の成長に必要なチッ素を供給。チッ素が多すぎると、草丈や葉ばかりが大きくなって実つきが悪くなってしまうため、元肥(もとごえ)の肥料分は少なめに施しましょう。
■防寒対策をする
苗を植えつけたあとは、真冬の寒風や霜から守るために、防寒対策をしておきましょう。防虫ネットなどを使ってトンネルがけをするか、笹竹(ささだけ)を北側または西側に立てておきます。特に、風の強い地域や、霜の降りやすい場所は防寒対策が必要になります。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年10・11月号より
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■植えつけ時の苗のサイズが重要!
ソラマメ・スナップエンドウともに、植えつけにちょうどよい草丈は、7〜8cm。大きすぎても小さすぎても、冬の寒さに当たって傷んだり、枯れたりする可能性が高くなります。よい苗を作るためには、タネまき時期を守ることが重要です。タネまきのタイミングを逃したら、市販の苗を利用しましょう。
■苦土石灰は多め、肥料は少なめに
ソラマメとスナップエンドウはともに酸性土壌を嫌うため、苦土石灰(くどせっかい)を多めに入れて、中和します。また、マメ類の根には「根粒菌(こんりゅうきん)」が共生して植物の成長に必要なチッ素を供給。チッ素が多すぎると、草丈や葉ばかりが大きくなって実つきが悪くなってしまうため、元肥(もとごえ)の肥料分は少なめに施しましょう。
■防寒対策をする
苗を植えつけたあとは、真冬の寒風や霜から守るために、防寒対策をしておきましょう。防虫ネットなどを使ってトンネルがけをするか、笹竹(ささだけ)を北側または西側に立てておきます。特に、風の強い地域や、霜の降りやすい場所は防寒対策が必要になります。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年10・11月号より
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