夏の終わりの体調不良に効く! 元気回復ごはん

だるい時に食べてほしい「豆腐ステーキ 豚にらナッツソース」。ピーナツ入りで食感がいい! 仕上げのかたくり粉で、ソースがまとまります。撮影:木村拓(東京料理写真)
今年の夏は、どんなふうにお過ごしでしたか? 暦の上では秋とはいえ、まだまだ暑さが続きます。むしろ、残暑のほうが体にこたえるし、疲れが夏バテとなってあらわれる時季でもあります。しっかり食べて、夏の終わりを元気に乗り切りましょう!
『きょうの料理ビギナーズ』2018年9月号の特集は「3STEPで簡単! 夏の終わりの元気ごはん」。なんとなくだるい、食欲がいまいち、冷えを強く感じるなど、夏によくある体の不調別におかずを紹介しています。教えてくださるのは、料理研究家の新谷友里江(にいや・ゆりえ)さんと家庭料理家の本田明子(ほんだ・あきこ)さんです。

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■なんとなくだるい……けん怠感には

つい麺やご飯だけになりがちで、栄養バランスがくずれるのが原因です。少量ずつでもバランスがとれた食事を心がけて。豚肉や大豆、ネバネバ&香りの強い野菜が効果大です。
豚肉とトマトのしょうが焼き
豚肉はビタミンB1 をとれる優秀食材!たまねぎの甘み、トマトのうまみも加わって食欲をそそります。



■なんだか食べられないなぁ……食欲不振

酢や梅干しなどで酸味を効かせると唾液の分泌が増して食欲がアップします。香味野菜やスパイスなど、香りを生かすのも有効です。
かつおのたたき梅マリネ
オリーブ油の風味が効いた梅ソースです。切って盛り合わせるだけ!



■体が冷えちゃう!

暑いときは、冷たい食べ物や冷房で体が冷えてしまう人も多いでしょう。そんなときは、血行を促す食材をとるのがポイント。鉄分の多い牛肉や、ビタミンEのとれるナッツ類がおすすめです。
牛肉と夏野菜のにんにくじょうゆあえ
肉の上に野菜を重ねて、少しおくのがポイント。野菜から出る汁がおいしい味をつくるのです!


※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2018年9月号より

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