箱庭菜園で鍋野菜

栽培のポイント(撮影:渡辺七奈)
プラスチックの保存容器を使って、室内で鍋野菜を育てましょう。園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんに「箱庭菜園」の楽しさを聞きました。小さな菜園の景色が、冬の窓辺で楽しめますよ!

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■キッチン用の保存容器で葉もの野菜を栽培しよう

寒い冬は、ひと息ついたベランダ菜園の代わりに、室内で鍋野菜を作ってみましょう。プラスチック製の保存容器をプランターにして、木箱などに並べて管理すれば、野菜の成長を観察しながら菜園の景色が楽しめる「箱庭菜園」になります。
今回栽培するのは、コマツナ、ミズナ、シュンギク、リーフレタスなど、ベビーリーフから収穫できて、鍋料理でも楽しめる葉もの野菜。同じ野菜で複数の品種のタネをまいたり、タネまきのタイミングをずらしたりして組み合わせれば、葉の形や色の違い、生育段階による景色の違いも楽しめます。
箱庭菜園は軽くてコンパクトなので、温度や日当たりなどに合わせて手軽に置き場を移動できて、管理がラクな点も魅力です。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2017年12月号より

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