"メイク難民"必読! 現役美容部員が超実用的なメイクテクを解説した美容マンガ
- 『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』
- 吉川 景都,BAパンダ
- ダイヤモンド社
- 1,485円(税込)
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「メイクが5年以上変わっていない」「最近、なぜだか今までのメイクが似合わない」「神コスメと言われるアイテム、いったいどれを選べばいいの?」。こうしたメイクの悩みを抱える方は多いはず。こんなときはプロに訊くのがいちばんだとわかってはいるものの、デパートのコスメカウンターってハードルが高いんですよね......。
そんな"メイク難民"におすすめしたいのが、マンガ『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』。自身のメイクが「なんとなく変」だと感じている漫画家の吉川景都さんに、友人で現役美容部員のBAパンダさんが徹底アドバイスするという、「世界一ゆるくて、世界一役立つ美容マンガ」です。
同書の最初に出てくるのは「眉」メイク。「眉は顔の印象の9割を決める」とも言われるだけに、メイク次第で大きな変化を出せるのです。「黙ってると怒ってるみたいな顔になっちゃうんだよね......」という吉川さんに、BAパンダさんは「眉毛の描き方変えること」を提案します。吉川さんの眉は、毛の流れに沿って描くとつり上がって見えてしまうのだとか。
そこで、眉毛のスタート位置から真横に線を引き、目尻とつながるラインで軽く下げるという、いわゆる「平行眉」にすることをBAパンダさんは勧めます。「眉毛って自分の毛をなぞって整えるんだと思ってた」という吉川さんにとっては目からウロコ。言われたとおりに書いてみると「たしかにちょっと印象違う......。あと今っぽい!!」と驚きます。
BAパンダさんによると、「美容部員としてこれまで1万回以上お客様と接してきましたが、平行眉が似合わない人はいません。そのうえ、ほぼ全てのテイストのメイクに合いやすく、ちゃんと『今っぽさ』も出せます」(同書より)とのこと。平行眉は若い人がするものだと思っているならもったいない! 自身のメイクをどうアップデートすればよいかわからない人は、まずは平行眉にするところから始めてみてもよいかもしれません。
眉メイクの章では「アイブロウパウダー・眉マスカラのコツ」や「シーンによって眉毛の描き方を変えるコツ」なども紹介し、眉メイクを丁寧にわかりやすく解説しています。ほかにも、アイメイク、ベースメイク、チーク・ハイライト・リップ、スキンケアなど実用的なテクニックが満載。BAパンダさんおすすめの商品も掲載されていて、とっても参考になります。
マンガ形式なので気軽に読めて、ときおり吉川さんとBAパンダさんの気の置けないやりとりにクスリと笑えます。基本的な知識やテクニックが多いので、特にメイク初心者やメイクをアップデートしたい人、基礎を学び直したい人にぴったりです。
[文・鷺ノ宮やよい]