コミック10社会が開催する『アニメコンテンツエキスポ』の詳細が発表

　東京都が可決した青少年健全育成条例に抗議し、コミック出版社10社で構成される「コミック10社会」が、3月26日と27日に開催される『東京国際アニメフェア』への協力・参加を断固拒否するという声明を昨年末に発表しました。

　さらに「10社会」は、『東京国際アニメフェア』と同日に、独自に開催するアニメイベント『アニメコンテンツエキスポ』を開催すると宣言。出展作品には、『BLEACH』や『銀魂』、『涼宮ハルヒ』をはじめとしたヒット作品が名を連ね、人気声優らによる約30のステージイベントも開催予定としています。

　『東京国際アニメフェア』は東京ビックサイトで開催され、入場料金は当日券で大人1000円（前売り800円）、中高生500円（前売り400円）。『アニメコンテンツエキスポ』は幕張メッセで開催され、入場料は1500円（先行販売額。当日券の発売は未定）となっています。

　その『アニメコンテンツエキスポ』の前売り入場券発売日である2月18日には、1日で約1万3000枚の販売数を記録。販売を手掛けたアニメイト、ゲーマーズにとっても1日あたり過去最高のチケット売上枚数となりました。

　アニメの見本市、という色合いが強い『東京国際アニメフェア』に対し、ファンサービスに力を入れている感のある『アニメコンテンツエキスポ』。どちらのイベントがより来場者数を集め、アニメファンの心をつかむのでしょうか。