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ジョン・クラシンスキー監督が贈るあたたかな家族の形『最高の家族の見つけかた』

最高の人生の見つけ方(吹替版)
『最高の人生の見つけ方(吹替版)』
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「ジ・オフィス」などで知られ『クワイエット・プレイス』などで監督としても活躍しているジョン・クラシンスキー。彼が主演・監督を務めた心温まるヒューマンドラマ『最高の家族の見つけかた』をご紹介。共演にはチャーリー・デイ、リチャード・ジェンキンス、アナ・ケンドリック、メアリー・エリザベス・ウィンステッドと豪華な顔ぶれが揃っています。

物語の主人公は、ニューヨークで暮らすジョン・ホーラー(ジョン・クラシンスキー)。恋人のレベッカ(アナ・ケンドリック)は妊娠中で、彼自身もキャリアの行き詰まりを感じており、人生に迷いを抱えていました。そんな中、母・サリーが脳腫瘍と診断されたとの知らせを受け、久しぶりに故郷へ戻ることになります。
母の担当看護師は、なんと元婚約者グウェン(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)の新しいパートナー・ダン(チャーリー・デイ)。気まずい再会ながら、彼らの夕食に招かれるという展開に。さらに、父ドン(リチャード・ジェンキンス)が経営する会社が倒産寸前であることも発覚。ジョンが知らなかった家族の現実が次々と明らかになっていきます。

ホーラー家のさまざまなドラマが複雑に絡み合う本作。父ドンは、最愛の妻の病に心を痛めながら、会社の危機にも立ち向かわねばならず、涙する場面も。弟のロンは実家に居候しながら、離婚した妻の家を望遠鏡で覗き見するという問題行動を起こし、父の会社をクビにされてしまう始末。そんな混乱の中でも、病と闘う母・サリーは持ち前のユーモアで家族を励まし、ホーラー家は彼女の看病を通じて、少しずつ自分自身と向き合っていきます。

笑いと涙を織り交ぜながら描かれる本作は、「自分の人生がこのままでいいのか」と立ち止まりたくなる人や、「人生の意味を見失いかけている」人の心に、そっと寄り添ってくれるような作品に仕上がっています。

(文/トキエス)

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